【関連】本田翼、『鋼の錬金術師』インタビューフォトギャラリー
主人公エド役の山田は、連載当初から愛読していた原作ファン。出演オファーを受けてうれしかったものの、当時は葛藤があったという。「正直“やりたくない”という気持ちがありました。パンドラの箱を開ける感覚と言いますか、“大丈夫なのかな”と不安でした。でもエドのデモ映像を観て“これは大丈夫だ!”と確信が芽生えてオファーを受けました。それに僕が断ったことで、誰かにこの役が渡るのが許せなかったんです。葛藤はあったけどやらせていただきました」。
エドとアルの幼なじみにして、機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィを演じる本田も、原作コミックやアニメ版に夢中になった一人だ。ウィンリィは原作では金髪だが、実写版の本作では茶髪にした。「エドも金髪だし、私も金髪にして変に浮いちゃうのが嫌でした。客観的に見て浮かない状態に、ウィンリィという人間があたかもそこにいる風にしたかったんです。
役作りでも苦悩は尽きない。山田は「ウィンリィもエドも、ビジュアルが出来上がっています。全てが出来上がっている上で僕らは演じなければならず、小手先だけの芝居では通用しないと思っていました。僕の場合、エドのベースになるのは弟の存在。何があっても弟を最優先に考える気持ちは常に現場で持つようにしていました」と撮影時の心境を吐露。本田は「自分のパーソナルな明るさと、山田くんとの関係性、いかに幼なじみ感、二人の素っぽさを出せるか」を考えて取り組んだという。 劇中の注目シーンを問うと、山田はエドとアルの兄弟げんかをチョイス。「ウィンリィとエドとアルの関係性が深く描かれています。すごく会話をしているわけではないけど、三人で1セットという感じが表れている。あのシーンは、誰が見てもグッとくると思います」。
事あるごとに息の合ったトークを展開する二人。
錬金術の等価交換にちなんで、何かを犠牲にして、二人が今やりたいことは何だろうか。山田が「強いて言うなら…けっこう頑張っているから、仕事の代わりに1週間の休みがほしいかな(笑)。1週間! 丸々休みをいただけたらハワイとか行きたいですね」と笑うと、本田も1週間近い休みがほしいと賛同しつつ「何一つ削りたくない! 欲しいものが欲しい!」と言い、「等価交換ってバランスがすごく難しい…。もうちょっと(生活の)バランスを良くしたい!」と締めくくった。(取材・文・写真:桜井恒二)
映画『鋼の錬金術師』は全国公開中。
![【Amazon.co.jp限定】温泉シャーク【Blu-ray】「湯呑」付コレクション(オリジナル特典:ロッカーキー風アクリルキーホルダー 付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/5105bIK3vVL._SL500_.jpg)
![オッペンハイマー 4K Ultra HD+ブルーレイ(ボーナスブルーレイ付)[4K ULTRA HD + Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51H-qygmyaL._SL500_.jpg)

![【メーカー特典あり】言えない秘密 Blu-rayコレクターズ・エディション(2枚組)(A4サイズクリアファイル付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41j553zPZGL._SL500_.jpg)
![男はつらいよ 4K ULTRA HD Blu-ray (数量限定生産) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51KXWYlFAUL._SL500_.jpg)





