アメリカの二大コミックス、マーベルとDCがヒーロー映画で攻防を繰り広げているが、スティーヴン・スピルバーグがDCヒーロー映画に参戦することになったという。ブラックホーク率いる精鋭パイロット集団の活躍を描くDCコミックスの映画化『Blackhawk(原題)』をプロデュースすると、Varietyが報じた。
スピルバーグがメガホンを取る方向で進めているという。

【写真】スピルバーグ監督、13年ぶり来日!『レディ・プレイヤー1』ジャパンプレミアフォトギャラリー

 米ワーナー・ブラザースのSFアクション映画『レディ・プレイヤー1』でメガホンを取ったスピルバーグ監督。同社のトビー・エメリッチ氏は、スピルバーク監督が『Blackhawk(原題)』でどのような新境地を開くのか、楽しみにしていると語り、スピルバーグ監督がDC映画に乗り出すことを発表したという。

 コミック版は1941年に初登場。第二次世界大戦下で、ブラックホーク率いる精鋭パイロット集団「ブラックホーク飛行中隊」がナチスと戦うとともに、ヴィランや戦闘マシンなどを相手にする。

 スピルバーグ監督作の『ジュラシック・パーク』シリーズや『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』シリーズのデヴィッド・コープが、脚本を執筆するという。製作にはアンブリン・エンターテインメントのクリスティ・マコスコ・クリーガーも名を連ねる。

 ワーナー・ブラザースとの早々の再タッグが決まったスピルバーグ監督。しかし現在は『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾に着手しており、その後はミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』のリメイクが控えているとのことで、『Blackhawk(原題)』に取りかかるのは当分先の話になりそうだ。
編集部おすすめ