【動画】カヤ・スコデラーリオの貴重な『メイズ・ランナー』オーディション映像
本作は、ジェイムズ・ダシュナーのベストセラー小説を基に、巨大迷路からの壮絶な脱出劇を描いたサバイバルアクション最終章。破壊的なウイルス“フレア”の感染者が増加する中、秘密組織“WCKD(ウィケッド)”に捕らわれた仲間のミンホ(キー・ホン・リー)を救出のため、トーマス(ディラン・オブライエン)らは約3年かけて脱出した巨大迷路に逆侵入することを決意する。
第2弾でWCKDに寝返り、今回、思いがけない場所でトーマスらと再会を果たすテレサ。これまでの真逆のイメージで登場する彼女の変貌についてカヤは、「テレサは、感情的にも肉体的にも多くの変化を見せている。第1作では、男の子たちと一緒に走り回っていたし、第2弾では砂漠を歩き、砂地をよじ登った。でも、第3弾では、ある意味、じっとしているの。白衣を着て研究室にいるテレサが、肉体的な強さをもう一度発揮するのは、最後のシークエンスだけ。この点はとても気に入っているし、すごく面白いと思うわ」と満足そうに語る。
また、テレサの内に秘めた大義を「理解できる」と語るカヤは、第2弾で彼女のとった行動が「裏切り者」とSNSで反発されたことに対して、「彼女を守りたいと思った」と吐露。「中にはとても辛辣で、激しく反応した人もいたので、私はテレサを信じ続ける“努力”をしなければならなかったけれど、その気持ちは揺らぐことがなかった。自分が正しいと思ったことを選択したことにとても感心している」と、テレサを擁護した。
紆余曲折を経て、サバイバルの旅もいよいよクライマックスを迎えるが、シリーズ全3作に出演したことによってスタッフ、キャストと深い絆が生まれたとしみじみ語るカヤ。「私たちは、もはや家族同然。これはとてもラッキーなことね。3本目の映画で4年が経っていたから、お互いに“もういい”ってうんざりする場合だってあると思うの。でも、みんな、かけがえのない仲間になった。アメリカ人にイギリス人、ラテンアメリカ系がいて、年齢もさまざま。考えられる限りの多彩な経歴の持ち主ばかりで、それぞれがこの小さな家族に何かをもたらし、それを皆で守ろうとしているところが素敵」。
今回、第1作から共演を重ねてきたオリジナルメンバーと、小さなバーで5時間も思い出話に花を咲かせ、別れを惜しんだというカヤ。自身の人生も、この4年で大きく変わり、本シリーズは忘れがたいものになったと振り返る。「このシリーズに取り組んでいる間に、結婚して、赤ちゃんが生まれ、ママになった。とても多くの変化を経験することができたわ」。
映画『メイズ・ランナー:最期の迷宮』は、6月15日より全国公開。