【写真】真一(大谷亮平)がついに帰還する『まんぷく』第30回場面写真
繁盛していたハンコ屋だったが、同業者が現れ、収入は減る一方。
戦場で照明弾の光を目に浴びたことから色彩感覚を失ってしまった画家の忠彦(要潤)。絵画への情熱を失っていたかに見えた彼は、アトリエで白いキャンバスに向き合い、再び筆を取り始める。このシーンにネット上は「復活!忠彦さん」「画家にとって絵を描くことは生きることそのものなんだという想いが伝わってきた」などの反響が。
さらに、長く戦地に止まっていた真一(大谷)も帰還。萬平や福子、鈴(松坂慶子)、忠彦の家族と対面するが、これまでもの静かだったはずの真一は、笑顔で饒舌(じょうぜつ)に戦地の苦労や、今後の身の振り方について語り始める。すると忠彦は「真一さんに、あの絵を返さないと」と話し、アトリエで預かっていた桜の絵を返却する。桜の絵を見た真一は涙ながらに「ただいま…咲…」と一言。忠彦は「やっぱり真一さんや」と語ると、続けて「みんな戸惑ってましたよ。真一さん、人が変わったみたいに明るいから…あなたも見てきたんですね、地獄を」と真一を慰める。
戦場から帰還した2人のやりとりに視聴者からは「戦争に行った人しかわからないんだろうなこの苦しみは」「忠彦さんも戦地で辛い思いしてきたんだな」「忠彦さんの優しさも染みる」などの声が寄せられた。