【写真】『ラ・ヨローナ ~泣く女~』日本版ビジュアル&場面写真
本作は、中南米に古くから伝わる呪われた存在“ヨローナ”が題材。
舞台は1970年代の米ロサンゼルス。不可解な死を遂げた子供の母親が、不吉な警告を発するも、ソーシャルワーカーのアンナはその声を無視。ところが、アンナとその2人の子は、ほどなくしてある女の”泣き声”を聞いてしまう。ヨローナはアンナの子、エイプリルとクリスに狙いを定め、数々の恐ろしい現象を引き起こすことになる。そんなとき、信仰心を捨てようとしていた神父が現れ、最悪の呪いに立ち向かうが…。
すでに解禁された日本版ポスターは、水辺の中心に立ち尽くし、ベール越しにこちらを見据えた泣く女を捉えたものだったが、本国版ポスターは哀愁漂う泣く女の横顔をフィーチャーし、頭にかけられたベールの刺しゅうのドクロの細かさまで描き込まれた一枚。その目は黒い涙を流すも、金色に妖しく光っており、上部の「ay, mis hijos…」(意訳すると「あああああ!! 私の子どもたち…!!!」)というキーフレーズも相まって、女の悲痛の叫びが聞こえてくるようなものとなっている。かつてはメキシコの村一番の美人だったとも言われている泣く女。屍のような顔になろうとも、その名残を長いまつ毛に宿している。
メガホンをとるのは、ワンが『死霊館』シリーズ第3弾の監督に指名したマイケル・チャベス。
映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』は5月10日より全国公開。