現在公開中の映画『キングダム』が大ヒットを記録しSNSでは作品を絶賛するコメントがあふれる中、注目を浴びているキャラクターのひとり、王騎を演じた大沢たかおへ反響コメントが相次いでいる。大沢は、本作のため肉体改造を行ったことで話題となったが、昨今、大沢のように演技だけでなく、鍛え上げられた肉体でも魅了する俳優は多い。
そこで、40代・50代の肉体美が話題となった俳優たちを紹介しよう。

【写真】『キングダム』大沢たかおの肉体美は圧巻! 竹野内豊、西島秀俊ら、鍛えた体を持つ40代・50代の俳優

 現在51歳の大沢は、『キングダム』で六大将軍最後の一人・王騎を演じるにあたり、体重を大幅に増加させ、肉体改造により筋肉質で存在感のある体を作り上げた。劇中では、大沢が放つ“将軍”のオーラとともに、見え隠れする筋肉のついた上腕の太さに釘付けになってしまうほどだ。

 SNSでは、「アノ腕周り 凄い、凄すぎる」「肉体改造に、俳優魂を感じる」「演技力、役作り、肉体改造、、、どれをとっても一流」「肉体改造と怪演がすごい」とその体つきに驚くコメントが殺到。さらに、「王騎将軍の完成度も見もの」「鳥肌もの」と絶賛コメントも集まるほど、その存在感は圧倒的だ。

 大沢のほかにも、2018年7月期に放送されたドラマ『義母と娘のブルース』での竹野内豊(48歳)も記憶に新しい。
同ドラマは、綾瀬はるか演じる義母と、娘・みゆきの家族愛を描いた作品で、竹野内はみゆきの父親役で出演。第5話では病によって倒れてしまった良一が、看護のために上半身裸になるシーンが放送された。この日の放送後には、SNSで竹野内の引き締まった肉体美を絶賛するコメントがあふれ話題に。「体を鍛えてていい体をしている」「立ちくらみがしたww」「ガン見しました」など女性ファンを熱狂させた。 今期ドラマ『きのう何食べた?』に出演中の西島秀俊(48歳)は、もはや“筋肉質ないい体”が代名詞ともいえる俳優だ。西島の肉体美が注目されるきっかけとなったのは、2013年放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』。
美しすぎる筋肉をあらわにした姿は多くの女性を虜にした。その後も、ドラマ『ダブルフェイス』や『MOZU』でもその肉体美を堪能できる。

 また、昨年「北斗の拳」とロート製薬によるコラボ商品ブランド「デ・オウ」のテレビCMで、見事な肉体でケンシロウを演じた伊藤英明(43歳)。伊藤が筋トレに目覚めたのは、ドラマ『海猿』出演がきっかけだったようで、CMでは手に入れた肉体美を披露している。

 俳優たちの裸姿が印象的だった映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『テルマエ・ロマエII』(14)では、阿部寛(54歳)が肉体改造を行って俳優魂を見せつけた。阿部は、ローマ人という設定をリアルに演じるため、石造を目指して筋トレを行ったそうで、撮影現場では消火器を抱えながらスクワットをしていたという逸話も残っている。


 『みんなで筋肉体操』(NHK)で見せたマッチョな姿が話題となっている武田真治(46歳)も忘れてはならない。今や“筋肉キャラ”と呼ばれるほど、テレビ番組やイベントで鍛え上げられた筋肉を惜しげもなく披露している。そんな武田は7月5日から公開される映画『Diner ダイナー』で、筋肉自慢の荒くれ者な殺し屋役で出演が決定しており、公開された予告編でもその姿を見ることができる。(文・嶋田真己)