クリスチャン・ベールが“強烈な生きざま”を見せる『荒野の誓い』予告＆ポスター完成 (2019年7月5日)

俳優のクリスチャン・ベイルが主演し、女優のロザムンド・パイク、俳優のウェス・ステューディが共演する映画『荒野の誓い』より、予告編とポスタービジュアルが解禁された。【写真】劇ヤセ姿から子役時代まで「クリスチャン・ベイル」フォトギャラリー 本作は、映画『クレイジー・ハート』のスコット・クーパーによる、『悪党に粛清を』『ある決闘 セントヘレナの掟』に続く、ウェスタン・ノワールの第3弾。戦争の英雄でありながら、戦場で生じた深く暗い闇を心に抱え、ただ黙々と看守の仕事をこなす男の魂の救済を描く。 舞台は1892年のアメリカ・ニューメキシコ州。インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務める騎兵大尉のジョー（クリスチャン）は、かつて宿敵関係にあり、寿命僅かなシャイアン族の長イエロー・ホーク（ウェス）とその家族を、部族の所有地があるモンタナ州へ護送する任務に就く。道中、コマンチ族の殺戮により家族を失ったトラウマを持つロザリー（ロザムンド）と出会い、彼女もこの旅に加わることに。一行は厳しい辺境地をなんとか乗り越え、1000マイルほど移動した頃、遂にお互いの協力なしでは生きていけない状況に陥ってしまうのだが…。 スコット監督は、脚本執筆時にジョー役に当て書きしたというベールについて「彼には、この役が本当に宿っていた。米国南西部で過ごした男らしい粗野な感じや、タフさが滲み出ていたよ」と語っている。予告映像では、不本意ながらかつての宿敵を護衛する任務に就き、命がけの過酷な旅を続け、「神は長い間この辺りの状況が見えていない」と苦悩を口にする、長年闘いに明け暮れてきた男の焦燥感を見事に体現するクリスチャン・ベールの姿が描き出されている。 ポスタービジュアルは、たなびく星条旗を背景に、荒野にたたずむメインキャスト3名が大きく配置され、その脇に「強烈な生きざま」というコピーが目を引く印象的なものとなっている。 映画『荒野の誓い』は9月6日より全国公開。