傳谷英里香、「もっとお芝居を磨いていきたい」連ドラ初出演で天真爛漫なCAに！

女性パイロットの活躍を描く、新時代の航空業界お仕事"青春"ドラマ『ランウェイ24』。本作で客室乗務員（CA）を演じる傳谷英里香は、連続ドラマ初出演にして主要キャラクターを演じている。アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」のリーダーとして人気を博し、グループ解散後は舞台やテレビ番組、グラビアなどで幅広く活動中だ。初主演ミュージカルの公演も控える彼女に女優業の楽しさなどを聞いた。【写真】連ドラ初出演！ 傳谷英里香 インタビューフォト 傳谷が演じている浅野あかりは天真爛漫なイマドキの女の子。彼女のイメージにピッタリだが、「あかりはすごく明るくて元気で、常にハッピーオーラが溢れているんです。私はあかりほどキャピキャピはしてないですが、彼女の根性があるところや積極性には共通点を感じています」と明かし、「あかりを演じることで、自分もより明るくなります」と自身のキャラクターの魅力を語った。 『ランウェイ24』には航空会社「Peach」が全面協力しており、「これだけリーズナブルな価格で、これだけのおもてなしがあって、気軽に旅行できることを知ってもらえるドラマになっていると思います。まだLCC（ローコストキャリア）のシステムを知らない人が多いゆえに、CAたちが抱える葛藤も描かれています」と、注目のLCCの舞台裏がリアルに描かれていることを明かす。「撮影現場にPeachの元CAの方がいらっしゃって、シートベルトの締め方や姿勢といった細かい動きを教えていただいています。Peachは、一色ならどんな髪色にしても良いというのが特色の一つで、金髪でも青色でもOKなんです。今回、あかりの個性を出すために赤茶色に髪を染めて撮影に臨みました」と、役作りについても教えてくれた。 職業のジェンダーレス化が進む昨今、女性副操縦士が主役であり、新進気鋭の現役女子大生監督・松本花奈がメインの演出を務めている本作は、「男女平等の内容が今の社会にピッタリなドラマだと思います」と語る傳谷。また、ko‐dai（Sonar Pocket）が演じる山村一郎はジェンダーレスなCAという設定で、「楽しいキャラクターです。ko‐daiさんは、さすがエンターテイナーという感じで演じていらっしゃいます」とバラエティに富んだ作品の内容も明かしてくれた。 主人公・井上桃子を演じる朝比奈彩については、「明るくて気さくで優しくて、全く飾り気のない方で、しっかりした桃パイ（桃子パイロットの呼び名）そのものです。お茶目に接してくれるので、現場が楽しいです！」と絶賛。「共演者のみなさんは楽しい方ばかりで、すごく和気あいあいとした現場なんです」というコメントからも良い雰囲気の撮影であることが伝わってくる。 8月には初主演舞台となるミュージカル『Fumiko』の公演があり、「現在は稽古の真っ最中です。初めてのミュージカルですが、こんなにも意識すべきところが多いことに驚いています。歌、ダンス、お芝居それぞれに表現の幅があって、もうやることがいっぱい～（笑）。でも2ヵ月たっぷり稽古期間があって、丁寧にご指導していただいているので、とても勉強になります」と意欲的だ。 テレビドラマや舞台を経験し、今後は映画にも挑戦したいという傳谷。「もっとお芝居を磨いていきたいと思っているので、いろいろな監督さんの作品に出演させていただけたらうれしいです。家族ものやヒューマンドラマといった感動作が好きなので、そういう作品に出演することが目標です」と語った。また、運動神経抜群の彼女は「アクションもやってみたい！」と目を輝かせていた。（取材・文：清水久美子／写真：高野広美） ドラマ『ランウェイ 24』は、ABC テレビ（関西）にて毎週日曜23時35分から、テレビ朝日（関東）にて毎週土曜26時30分から放送中。