【写真】マーゴット・ロビー演じるシャロン・テート
タランティーノ9作目の長編監督作となる本作は、1969年の米ロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を描く。同監督が製作・脚本も担当。7月26日に全米で公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績となっていた『イングロリアス・バスターズ』(2009)の3807万ドルを更新する4035万ドルの大ヒットとなっている。
シャロン・テートは1960年代にテレビの小シリーズに出演し、68年に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚。しかし翌69年8月9日、妊娠8カ月だった彼女は、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちによってロサンゼルスの自宅で殺害され、未曽有の猟奇的殺人事件として全米を震え上がらせた。
解禁となった映像では、殺害される前の幸せの絶頂にいる時のシャロンの姿が映し出される。ぴったりとした黒いタートルネックと白いミニスカートに合わせたキュートな白いブーツといういでたちのシャロンは、映画館のチケット売り場にさっそうと登場。自身が出演した『サイレンサー第4弾/破壊部隊』(1968)を鑑賞しに来た彼女は、通常の客と同様にチケットを購入しようするが、考え直して「もし私が映画にでていたら?」と受付嬢に茶目っ気たっぷりに問いかけ、うれしそうに「映画に出ているの。シャロン・テートよ」と説明。受付嬢は劇場の支配人を呼び、シャロンは劇場へと迎え入れられる。
カルト集団に殺害された悲劇の美人女優という文脈で描かれることの多いシャロンだが、本編では自身の出演作で笑い声をあげる観客を見てうれしそうな表情を見せている。場面写真にも、流行のファッションに身を包み、男性誌「プレイボーイ」の創設者ヒュー・ヘフナーの豪邸でのパーティーに夫のポランスキーと繰り出すなど、人間味の感じられる等身大の女性としての姿がしっかりと捉えられている。
本作ではシャロン・テート殺害事件を軸に、ディカプリオが演じる落ち目の俳優リック・ダルトンと、リックのスタントマンを担当するクリフ・ブースの2人の男たちを通して見えてくる、テレビに押され過渡期を迎えるハリウッド黄金期の光と影が描かれる。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日より全国公開。
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