【写真】戸田恵梨香、祝・誕生日!『最初の晩餐』喪服姿の未公開カット
本作は、思い出の料理を通じ、亡くなった父を見送る家族の物語。
戸田が演じる美也子は、小学校高学年で血のつながっていない家族ができ、20代で2人の子どもをもつ人妻。公開された画像には、父・東日登志(永瀬)の通夜で黒の喪服に真珠のネックレスを身に着けた美也子が、複雑な気持ちを抱いているような表情を浮かべてどこかを見つめている姿が映されている。さらに未公開場面写真には、髪を1つに結び、母・アキコ(斉藤)と向き合って会話をしている姿、また、エプロン姿で母と一緒に家族の思い出の料理のひとつ、餃子を作っている姿が収められている。
これまでも数々の作品で役作り秘話が話題を呼んでいる戸田。今回の美也子の役作りについては「お母さんとの距離関係が一番難しかったです。目を合わせるか、合わせないとか、どれぐらい距離を保つかとか、お母さんを受け入れられているか。その空間を作るのはすごい繊細なことだなと思って、かなり考えながら役作りをしました」とコメントしている。
“通夜ぶるまい”から振り返られるさまざまな過去のエピソードを通じて、徐々に変化していく美也子と母の関係性を意識して見ているうちに、今までみたことのない新たな戸田恵梨香が発見できるはずだ。
常盤監督は「本作は、ステップファミリーの話、血のつながっていない家族の話なのですが、その匂いがキャストの中にもしている。畑違いのところから集まった人たちが化学変化を見せている。
映画『最初の晩餐』は11月1日より全国公開。