【写真】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』フォトギャラリー
Deadlineによると、マーベルはソニーに対し、次回作以降の『スパイダーマン』映画で5割の収益配分を求め、ソニーがこれを拒絶したという。交渉決裂により、2017年の『スパイダーマン:ホームカミング』と2019年の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で製作を務めたマーベルのケヴィン・ファイギが、『スパイダーマン』シリーズから降板するという。
本件についてソニー・ピクチャーズは公式ツイッターで声明を発表。「『スパイダーマン』に関する今日の報道の多くは、同シリーズにおけるケヴィン・ファイギの関与についての最近の協議を誤って描写しています。我々としても残念ですが、次回作の『スパイダーマン』実写版に彼が主要プロデューサーとして続投しないというディズニーの決定を尊重します」とツイートし、収益配分をめぐって交渉が決裂したという報道を否定した。
ソニー側としては将来、事情が変わることを期待するが、ディズニーは米フォックスのエンターテインメント部門を買収しており、ケヴィンに課せられた新しい責務を考えると、所有しないIP(知的財産)に費やす時間がないことを理解しているという。