俳優の窪田正孝が主演を務め、女優の二階堂ふみが共演する、2020年度前期のNHK連続テレビ小説『エール』より、唐沢寿明菊池桃子などの新キャストが発表された。

【写真】朝ドラ『エール』発表された追加キャスト

 本作は「栄冠は君に輝く(全国高等学校野球大会の歌)」や「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」など数々の名曲を生み出した実在の作曲家・古関裕而をモデルに、音楽で人々を励まし、心を照らした夫婦の波乱万丈の人生を描く。
主人公の古山裕一を窪田が、裕一の妻となる関内音を二階堂が演じる。

 今回発表されたのは古山の出身地・福島ゆかりの人々を演じるキャスト陣。主人公・裕一の父・三郎を唐沢が、母・まさを菊池が演じ、佐久本宝が裕一の弟・浩二を、風間杜夫が裕一の伯父・権藤茂兵衛をそれぞれ務める。さらに、裕一の幼なじみで後の音楽仲間となる2人、佐藤久志を山崎育三郎が、村野鉄男を中村蒼が演じる。そして、裕一の小学校の担任で、裕一の作曲の才能をいち早く見出して応援する恩師・藤堂清晴を森山直太朗が務める。菊池と佐久本、山崎、中村、森山は連続テレビ小説初出演となる。

 唐沢は「この『エール』で3回目の連続テレビ小説の出演となりますが、“昭和”“平成”“令和”とそれぞれの時代で出演させていただけることはとても光栄です。連続テレビ小説は時代が変わっても、どこか変わらない空気が流れていると感じます。主役の窪田君は数年前に共演してからいつもがんばっている姿を間近で見ていたので、今回、自分が何か力になれることがあるなら喜んで参加したいと思いました。役柄の父親としても、役者仲間としても、成長する姿を見守っていきたいと思います」とコメントした。

 菊池は「オリンピックイヤーに、声援や応援を意味するタイトルの『エール』に参加させていただくことは大変幸せなことです。私は裕一を、そして家族を『普遍的な母の愛』で精いっぱい包み込むように演じたいと思っています。
テレビの前の皆様にも温かいエールが届きますように」とアピールした。

 連続テレビ小説『エール』は、NHK総合ほかにて2020年春から放送。
編集部おすすめ