【写真】大人になったダニーを演じる「ユアン・マクレガー」フォトギャラリー
閉ざされた雪山のホテルで、狂気にとらわれた男ジャック(ジャック・ニコルソン)とその家族に襲い掛かる恐怖を描いた1980年のホラー映画『シャイニング』。鬼才スタンリー・キューブリックが手掛け、後世のさまざまな作品に影響を与える金字塔的作品となった。
本作では、キングが2013年に発表した小説『ドクター・スリープ』を基に、惨劇から生き残ったジャックの息子ダニー(ユアン)の40年後が描かれる。共演に映画『グレイテスト・ショーマン』のレベッカ・ファーガソン、監督・脚本を、キング原作の海外ドラマ『ジェラルドのゲーム』でメガホンを取ったマイク・フラナガンが務める。
US版予告は、ユアン演じる大人になったダニーがあの“ホテル”に到着するシーンから始まる。REDRUMと刻まれたドアの亀裂から覗くと、ダニーの視界に、「ハロー・ダニー」と囁く双子の姉妹が現れ、封印されたはずの住人が戻って来ることを予感させる。
映像には、ダニーの周りで起こる不可解な児童連続殺害事件や、特別な力によって殺害事件を目撃した少女アブラ(カイリー・カラン)の「ハロー、聞こえる?」というメッセージ、謎の女性ローズ(レベッカ・ファーガソン)率いる狂信的な集団が少女が襲う姿などが次々に登場。
アブラの存在に気付いたローズが、離れた場所にいるアブラにメッセージを送るも、アブラが「頭に入ってこないで!」と全身で拒絶し、アブラの凄まじい力によってローズが弾き飛ばされる様子も描かれている。しかし、「こんなに強い力は初めてよ」「さあ、逃げなさい。必ず見つけて、一生苦しませてあげる」とほくそ笑むローズ。
そして、事件の謎を追うダニーとアブラが向かった先は、40年前に惨劇が起きたあの場所だった。ラストには、たくさんの手に押さえつけられるダニーの姿が映し出され、彼らにさらなる恐怖が迫ることを予感させて幕を閉じる。
映画『ドクター・スリープ』は11月29日より全国公開。