桜井日奈子『ヤヌスの鏡』地上波放送決定　桜井の“不良少女”に好評の声

2019年10月06日(日)10:00

　女優の桜井日奈子が主演を務め、FODにて配信中の連続ドラマ『ヤヌスの鏡』が10月21日より地上波で放送されることが決定した。

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　『ヤヌスの鏡』は、1981年から1982 年に「週刊セブンティーン」にて連載された宮脇明子の人気コミックを実写化した連続ドラマ。

厳格な家庭に育ちながらも、ある出来事をきっかけに不良少女の別人格が現れてしまう少女の姿を描いていく。1985年にフジテレビがテレビドラマ化した作品が、 34年の時を経て再び映像化された。

　高校生のヒロミ（桜井）は厳格な家庭に育ち、幼い頃から祖母の貴子（国生さゆり）に厳しく教育されてきた。特に異性との交友については厳しくとがめられ、交際などもってのほか。しかし、ヒロミはひそかに生徒会長の進東（白洲迅）に憧れていた。あるとき、進東の存在が知られたヒロミは、貴子によって自宅の納戸に閉じ込められてしまう。ヒロミはそこで鏡台を見つけたことをきっかけに“ユミ”という全く別の人格を持った不良少女に入れ替わってしまう…。

　主演を演じる桜井は、大人しい優等生・ヒロミと同時に、夜の繁華街に現れる不良少女・ユミという正反対の人格を演じ分けるほか、本作のために書き下ろされた主題歌『花と毒薬』を歌唱。桜井にとってチャレンジングな作品となった。

　2019年8月から配信が開始されると、桜井の不良役に高い注目が集まったほか、前作を見ていた視聴者からも“現代版の『ヤヌスの鏡』を地上波で見たい”というリクエストが寄せられたことから放送が決定した。

　キャスト陣には桜井、国生、白洲のほか、ユミに興味を持ち次第に恋心を抱く不良少年・堤達也役に塩野瑛久（男劇団青山表参道Ｘ）、ユミと敵対する不良グループのリーダー・東涼子役に仁村紗和、ヒロミの親友・阿部純役を森マリア、宝石店を経営するヒロミの実父・甲本一成役を萩原聖人が務める。

　ドラマ『ヤヌスの鏡』は、フジテレビにて10月21日より毎週月曜24時55分放送。

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