【写真】「森七菜」フォトギャラリー
本作は、映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎の少年時代を描いた山田洋次監督の小説『悪童(わるがき) 小説寅次郎の告白』のドラマ化。寅次郎の育ての母親役を井上が演じ、毎熊克哉、泉澤祐希、岸井ゆきの、石丸幹二らが脇を固める。脚本は、ドラマ『ひよっこ』などの岡田惠和。
昭和11年2月26日。車家にも226事件が勃発。雪のこの日、帝釈天の参道にある団子屋の軒下に置かれていた赤ん坊は、この家の子供になった。そして腹違いの妹さくらの誕生、小学校時代に始まった戦争と父の出征、初恋、その後の寅次郎につながる家出…。忘れたくない真っすぐな心と、少年の目を通してこの時代を正直に生きた大人たちの世界が描かれる。
森が演じるさとこは、くるまやの裏にある朝日印刷の工員。山形出身のとても素朴で素直で、でもはつらつとした愛くるしさに、寅次郎はメロメロになる。寅次郎に弟のように親しく接するさとこは、そんな寅の気持ちにはもちろん気づいていない。
出演にあたり、森は「皆さんが知っている、皆さんが愛している、寅さん。
森は第3話(11月2日放送)に出演予定。
土曜ドラマ『少年寅次郎』はNHK総合にて10月19日より毎週土曜21時放送。