【写真】「中山美穂」フォトギャラリー
本作は、数々の名作を世に送り出してきた岩井監督によるオリジナル・ラブストーリー。夏の宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まる、2つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描いていく。松、広瀬、神木、福山のほか、森七菜、庵野秀明らが出演する。
追加キャストとして発表された中山と豊川の出演は、岩井監督からのオファーで実現。豊川が裕里(松)の姉・未咲の元恋人の阿藤を演じ、その阿藤の同居人・サカエを中山が演じる。未咲の過去に絡む、本作において非常に重要なパートを担う役どころとなる。
中山は、『Love Letter』以降、岩井俊二プロデュース作品『新しい靴を買わなくちゃ』(2012年、北川悦吏子監督)でタッグを組んで以来となり、豊川は、『undo』『ルナティック・ラヴ』『Love Letter』と立て続けに岩井作品に出演していたが、今回は95年以来久しぶりの参加だ。
中山は「いつかまた豊川さんとの共演はもちろんのこと、岩井監督作品に出演できたらいいなと思っていたので、今回声をかけていただき、とても嬉しかったです」と語り、「豊川さんとは、今回共演シーンは少ないのですが、それでも今までの二人の歴史があるので、短い共演シーンの中でも積み重ねてきた何かがスクリーンには映っているのではないかと思います」とアピールした。
豊川は「中山さんは、冷凍保存されてきたみたいで(笑)、全然変わっていないです。もう少しご一緒にお芝居をしたかったです。それは、また次回に。20年後といわず来年くらいにでもご一緒したいですね」とコメント。
なお、中山、豊川のほか、松演じる裕里の父母役として、木内みどりと鈴木慶一の出演も併せて発表された。
映画『ラストレター』は2020年1月17日より全国公開。