【写真】筧美和子、ふんわりした雰囲気がかわいすぎる
筧の2020年は、23歳のモデルという等身大の役柄で始まる。出演するドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』(読売テレビ)は、「東京カレンダーWEB」史上No.1のPV数を誇る連載を実写化。東京のとある“一日料理教室”で出会った男女7人を中心に繰り広げられる、LINEにまつわる恋愛模様を、男性側・女性側それぞれの視点から語り、そのエピソードから恋愛を成功に導くヒントを指南する「恋愛実践トレーニングドラマ」となる。読売テレビでの放送のほか、「TSUTAYA プレミアム」と「bilibili」という日中両国の配信プラットフォームで同時配信されるという大型プロジェクトだ。
恋愛におけるLINEの使い方が物語のキーポイントとなるが、「とても身近なツールなので、それが元でドラマになるっていうのは面白そう」と思ったといい、「(LINEは)普通の会話よりも気を付けないと、顔も見えないので、相手にどう届くか予測できないですし、これを機会に学ばないとなという感じです」と明かす。本人のLINEへの接し方は「昔は時間が経ってから返しちゃったり、後回しにしてしまうことも多かったんですけど、やっぱりちゃんと相手の気持ちを考えなきゃって思うようになって(笑)。返せないときは『あ、ちょっと待ってね』とか一言言うだけでも違うなと気を付けていますね」。
演じる沙羅は三軒茶屋在住のモデル。かわいらしい容姿で人に合わせるのが上手く、周りの人に幸せな女だと思われたいイマドキ女子だ。そんな沙羅について筧は「同世代でモデルをやってきた子なので、共感するところもあるんですけど、あぁ分かるなぁっていうところと、ちょっと自分とは違うかなぁというところがあります」と話す。
「(沙羅は)男の人の喜ぶこととか、こうしたら気に入ってもらえるという、近道みたいなことを知ってる子なので、それを鎧みたいにまとって生きてきた感じがします」と分析。「ただ、外用の顔は、自分にもあるかなぁって。
特に『あなたの番です』で演じた看護師・桜木るりは周囲の反応も大きかったそう。「『犯人誰なの?』とか、私が犯人じゃないかと疑われることがいっぱいありました(笑)」と振り返る。「私自身は、誰が犯人か知っていましたが細かいことは知らなかったので、どうなるんだろうと予測しながら演じていました。リアルな役の思いとは関係なく、怪しまれるポーズをするっていうのは初めての経験。難しかったですけど、ドラマ全体の中でどう見せるかということがとても勉強になりました」と大きな経験になった作品のようだ。
女優活動を開始して5年。2019年には「役ではない自分をどう生かすか、ずっと考え続けていたので、いろいろな挑戦を常にさせてもらえる場所でありがたかった」という「JJ」の専属モデルも卒業した。
『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』は、読売テレビにて2月1日より毎週土曜24時58分放送(全10話/※他エリアでの放送は公式ホームページに掲載)。「TSUTAYA プレミアム」「bilibili」でも配信予定。