【写真】Q役の「ベン・ウィショー」フォトギャラリー
『007 スペクター』以来5年ぶりのシリーズ最新作で、ダニエルがボンド役を演じるのはこれで5作目。
ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者を救出するという任務は想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになるが―。
QはMI6(英国諜報部)秘密兵器開発担当主任として、時に振り回されながらもボンドを健気に支える本作に欠かせない存在で、ボンドとQのやりとりはファンの間でも人気の1つ。特別映像では、そんなQが自身のデスクで「僕とボンドの関係は複雑だ」と悩ましげな表情で語り始めるのだが、本編では現役を退いたはずのボンドがMI6の仲間であるマネーペニーとともにQを訪れ、「生きていたのか」と再会を喜ぶシーンが収められている。
一見仲良さげに見えるが、過去に敵に狙われたボンドが『007 スカイフォール』でアストンマーチンDB5をハチの巣にしてしまったり、『007 スペクター』でQ課から改造を施したアストンマーチンDB10を無断で持ち出してローマへ行った揚げ句に水没させたことを忘れないかのように、「軽いノリもたまにはいいがもっと慎重になって欲しい。いつも彼に振り回される。どこまでも命知らずだ」と苦い表情で不満を吐露。そんなQの心情を表すかのようにボンドが本編で橋から飛び降りるシーンが流れ、ボンドの命知らずなダイナミックなアクションが本作でも見られることに期待がかかる映像に仕上がっている。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日より全国公開。
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