【写真】大人になった雫を演じる「清野菜名」フォトギャラリー
1989年に、少女コミック誌「りぼん」で発表された柊あおいによる青春恋愛漫画『耳をすませば』。
そして今回、雫と聖司の物語に10年後のオリジナルストーリーも加え、新しい『耳をすませば』が実写映画化されることが決定。切なくピュアな“2度目”の青春ラブストーリーが描かれる。大人になった“現在”の雫を清野が、雫が想いを寄せる大人になった“現在”の聖司を松坂が演じる。監督は、『ツナグ』『記憶屋 あなたを忘れない』の平川雄一朗。
読書が大好きな中学3年生の月島雫は、同級生・天沢聖司と出会う。最初の印象は最悪だったが、夢を追う聖司に次第に惹かれていく雫。聖司も小説家になるという雫の夢を知り、彼女に想いを寄せ始める。そして2人は「お互いきっと、夢を叶えよう」と誓い合う。そして、10年の月日が流れ…。24歳になった雫(清野)は、出版社で児童小説の編集者になっていた。
本作は、原作の世界観を忠実に再現する“あの頃(過去)”と、オリジナルで加わる“10年後(現在)”を二重構造で描き実写化。中学生キャストはじめ、他キャストは後日発表される。
清野は「あれから10年。雫はどのようにして大人になっていったのか、彼女の思いに寄り添いながら、雫の持っているピュアな心を大切に、丁寧に演じていきたいと思っています」とコメント。
松坂は「『耳をすませば』はアニメーション映画で何度も見た作品です。学生生活の日常にある歯痒さや微妙な距離感で感じる甘酸っぱさ。あの頃にしか感じられないものが詰まっていて素敵だなと思っていました。あの物語の“その後”を想像した方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕もそうでした」と作品への思い入れを明かし、「月日を経て描かれる“その後”の物語に関われることを嬉しく思います」と喜びを語っている。
映画『耳をすませば』は9月18日全国公開。