【写真】レジスタンスVSシカゴ警察『囚われた国家』場面写真
本作は、ルパート監督が製作・監督・脚本を担当し、映画『アルジェの戦い』(1966)、『影の軍隊』(1969)を手本に、複雑なテロ計画の連絡~準備~決行のプロセスを緻密かつ緊張感たっぷりに描き上げた社会派SF作品。
地球外生命体による侵略から9年後の2027年、シカゴ。制圧されたアメリカ政府は“統治者”と呼ばれるエイリアンの管理下に置かれ、完全支配されていた。“犯罪の事前抑止”の名の下に、全市民の身体にはGPSが埋め込まれ、死ぬまで監視、ルールを犯したものは地球外に追放されるという“囚われた国家”となり、市民の貧富の差はかつてないほど拡大し、街の荒廃は進む。この狂った状況を打ち破り、自由を取り戻すため密かに結成されたレジスタンス・グループは、市内スタジアムで開催される“統治者”による団結集会への爆弾テロを計画するが―。
解禁された予告映像は、ルールを犯した大量の人間が、“地球外”へと追放される様子を見つめる青年・ガブリエル(アシュトン)の姿から始まる。統治者のおかげで「失業者や犯罪が減り、アメリカは<再生>した!」と声高に謳う側と、それに対抗するガブリエルの兄・ラファエル(ジョナサン)ら、爆弾テロを計画する少数のレジスンタンスたち。シカゴ警察特捜司令官マリガン(ジョン)がレジスタンスたちを捕えようと躍起になる中、真の自由をつかみ取るための徹底抗戦に向かうレジスタンスの面々の姿が、緊迫感に満ちた映像の中で描き出されている。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、荒廃したシカゴの街に浮かぶ、謎めいた巨大飛行体の前に佇むガブリエルの後ろ姿を、破れた星条旗と共に捉え、「アメリカ陥落から9年―。従うか? 抗うか? どちらか選べ。」というコピーが添えられた、レジスタンスの“自由への意志”を代弁するかのようなビジュアルに仕上がった。
映画『囚われた国家』は4月3日より全国公開。
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