市川染五郎×杉咲花『サイダーのように言葉が湧き上がる』、山寺宏一ら追加キャスト発表 (2020年2月6日)

歌舞伎俳優の市川染五郎と女優の杉咲花が共演するアニメーション映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』の追加声優キャストとして、山寺宏一らの出演が発表された。山寺はレコードを探し求める老人で、主人公チェリーの俳句の師となるフジヤマ役を演じる。【写真】山寺宏一も参加決定！ 映画『サイダーのように⾔葉が湧き上がる』キャスト陣フォトギャラリー 本作は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年チェリーと、コンプレックスを抱くマスク少女スマイルの出会いを描いたオリジナルアニメーション。主人公のチェリーを染五郎、ヒロインのスマイルを杉咲が演じ、テレビアニメ『四月は君の嘘』『クジラの子らは砂上に歌う』などを手掛けたイシグロキョウヘイが監督を担当する。 人から話しかけられないよう、いつもヘッドホンを着用しているチェリーと、矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしているスマイル。ある日ふたりは、バイト先で出会った老人フジヤマが、なくしてしまった思い出のレコードを探しまわる理由を知り、それを自分たちで見つけようと決意。フジヤマの願いをかなえるため一緒にレコードを探すうちに、チェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていく。だが、ある出来事をきっかけに、ふたりの思いはすれ違って…。 山寺は本作について「色んな世代の方々に観ていただきたいです。特に10代の方々には、胸に刺さるもの、キュンとくるものがあると思います。大人の方も観終わった後に、ふと若い頃の自分を振り返れるようなストーリーになっていますし、本当に映像が素晴らしいです」とコメントしている。 山寺はまた、チェリー役の染五郎について「まだ14歳とは思えないほど凛々しくてかっこいい。声のお仕事も今回が初挑戦で、演じられた役も17歳のキャラクターなのに、ナチュラルでスッと出てくるセリフにハッとするものがありました。感性が素晴らしい！」と絶賛。スマイル役の杉咲についても「普段から拝見していて、只物じゃないことはわかっていました（笑）ですので、今回共演することが出来てとても嬉しかったです。『杉咲さんは声優をやっても絶対上手いはず！』と監督と話していたのですが、実際にその演技を聞いて『やっぱりね！思った通り素晴らしい！』と感動しました」と話している。 このほか、チェリーの友人たちとしてアイドルオタクのジャパン役に花江夏樹、タフボーイ役に梅原裕一郎、ビーバー役に潘めぐみ。またスマイルの姉ジュリ役に中島愛、妹マリ役に諸星すみれと、実力派声優陣が集結した。 アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』は5月15日より全国公開。