【写真】ティルダ・スウィントン、道着姿でゾンビを切り伏せる!
鬼才ジャームッシュ監督が、前作『パターソン』(2016)より前から構想を温めていた3年ぶりの最新作で、昨年の第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として初披露された本作。
これまで天使や魔女、吸血鬼を演じたほか、2018年に公開された映画『サスペリア』では全身に特殊メイクを施して82歳の男性を見事に演じたことで話題を呼んだティルダ。ミステリアスな美貌と確かな演技力を持ち、役柄の振れ幅が広いことで知られる彼女が本作で演じるのは、一風変わった葬儀屋の女主人ゼルダ・ウィンストン。
ティルダがジャームッシュ・ファミリーに加わるのは今回が4回目。ジャームッシュ監督は執筆の初期段階からティルダと連絡を取り、どういうキャラクターを演じたいか尋ねたという。その問いにティルダは「タイトルで言っているように、“死者は死なない”ために虫の居所が悪い葬儀屋を演じたいと伝えた」そうで、ゼルダ役の設定は実はティルダ自らが提案したものだと明かしている。
今回解禁された特別動画では、空手道着に身を包んだゼルダが、美しいホワイトブロンドのロングヘアをなびかせながら、日本刀でゾンビたちを次々と切り倒すという見事なゾンビ無双ぶりを披露。「ゾンビから身を守る術は心得ております」と無表情で語り、ゾンビたちを次々に切り伏せるゼルダの姿を見せつけられたロバートソン(ビル)は、「そのようだな。パソコンの扱いは?」と質問。すると、ゼルダは「お任せ下さい」と異常なスピードでキーボートを叩き、神業の域に達したパソコンスキルまで披露している。
また、併せて解禁された場面写真は、スコットランド王家の血を引くと言われるティルダの、彫刻のような美しい容貌が際立つもの。ティルダは自身が演じたゼルダについて「誰もゼルダのことをよく知らないの。
映画『デッド・ドント・ダイ』は4月3日より全国公開。