【写真】今泉佑唯、激しい殺陣シーンで迫真の演技を披露
同作は小山ゆうの人気漫画『あずみ』(小学館)の舞台化。映画版では上戸彩、舞台版では2005年に黒木メイサが、2016年には川栄李奈が主人公・あずみを演じ、今回、今泉が四代目あずみに抜てきされた。激動の戦国時代を舞台に、刺客という過酷な使命を背負った女剣士・あずみの生き様を描く。あずみと運命を共にするうきは役を瀬戸が演じる。
当初は14日に初日の幕が上がる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑みて20日に延期。14日~19日の東京公演、4月4日、5日の大阪公演は中止となった。
ゲネプロで今泉は、刀を手に激しい殺陣を披露。敵と相対しているとき、今泉の眼光は鋭く光る。「刺客」という自らに課せられた運命に、ときに悩みながらも進んでいくあずみ。今泉は、あずみの仲間とともにいるときの無邪気な側面と、刺客として戦う激しく強い側面を見事に演じ分けていた。
とくに殺陣では、ときに声を荒げ、向かってくる男たちを次々になぎ倒していく。スピード感あふれる殺陣の刀さばきはもちろん、力強い発声もまた今泉を輝かせていた。
舞台『あずみ~戦国編~』は、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて3月20日~29日上演。