石原さとみ、上戸彩、田中みな実、菜々緒　4月期のドラマを彩る美女たち

　新型コロナウイルスの影響で、4月にスタートする予定だったテレビドラマが放送延期になったり、一旦休止になったりしている。放送が待ち遠しいが、その前に、今回はドラマを彩る美女たちにフォーカスし、そのラインナップを振り返ってみよう。

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■『アンナチュラル』以来の医療ドラマに期待　石原さとみ

　まずは、病院薬剤師にフォーカスしたドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師』（フジテレビ系／毎週木曜22時、放送延期中）に主演する石原さとみ。東京ドラマアワード2018主演女優賞を受賞した法医学ミステリー『アンナチュラル』（TBS系）で法医解剖医を演じたほか、民放連続ドラマ初主演作で新米ナースに扮した『N’sあおい』（フジテレビ系）と、医療ドラマと縁のある石原。本作では、患者のことを第一に考えるキャリア8年目の病院薬剤師・葵みどりを演じる。共演者に『あなたの番です』（日本テレビ系）で鮮烈なイメージを残した西野七瀬が名を連ね、話題性も申し分ない。

■ 半沢直樹と共に帰ってくる妻・花　上戸彩

　最終回が42.2％という驚異の視聴率を叩き出し、「倍返しだ！」の流行語を生み出した『半沢直樹』（TBS系／毎週日曜21時、放送延期中）。待望の続編には、半沢の妻・花を演じた上戸彩も帰ってくる。上戸といえば、不倫ドラマブームを巻き起こした『昼顔 ～平日午後3時の恋人たち～』（フジテレビ系）でやさぐれ感満載の主婦を熱演してイメージの幅を広げることに成功したが、『半沢直樹』では、主人公の半沢を献身的に支える妻という好対照な存在。今回も、半沢を影からしっかりとサポートする模様だ。そのほか今田美桜ら新キャストが半沢にどう絡んでいくのかも注目だ。

■インパクト大な眼帯姿で話題　田中みな実

　歌姫・浜崎あゆみの誕生秘話を描いた同名小説のドラマ化『M　愛すべき人がいて』（テレビ朝日系／毎週土曜23時15分）で注目されているのが田中みな実だ。フリーアナウンサーの田中だが、2019年からは女優業でも活躍。本作では、ヒロイン・アユを支える専務のマサの秘書・礼香を演じているが、その怪演がすでに話題だ。右目に眼帯を付けたインパクト大のビジュアルと、マサへの強い執着心、アユへの嫉妬心が今後どう展開していくのか、目が離せない。■清楚キャラから一転、原点回帰へ　菜々緒

　4人目は、木村拓哉主演『BG～身辺警護人～』（テレビ朝日系／毎週木曜21時、放送延期中）第2シリーズに続投する菜々緒。昨年は『4分間のマリーゴールド』（TBS系）で、これまであまりなかった清楚なキャラクターを演じた菜々緒だが、本作で演じる菅沼まゆのような“強い女”のキャラクターは原点回帰といえよう。さらに、彼女の代名詞である“美脚”を使ってのアクションシーンも期待される。

■次々裏切られるヒロインを熱演　新川優愛

　26歳にして女優のキャリアは10年以上の新川優愛は、登場人物が「全員裏切り者」という、ラブ・サスペンス『ギルティ～この恋は罪ですか？～』（読売テレビ・日本テレビ系／毎週木曜23時59分、第4話以降休止中）に主演している。仕事も家庭も充実していたはずが、夫や友人に次々裏切られていく悲劇のヒロイン・荻野爽を熱演。友人・爽を平然と裏切る瑠衣を演じる中村ゆりかも、存在感を発揮している。

■『ぎぼむす』『恋つづ』に続くヒットに期待　多部未華子
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　『私の家政夫ナギサさん』（TBS系／毎週火曜22時、放送延期中）で、仕事は抜群にできるが、家事が苦手な生活力ゼロのアラサー独身女子・相原メイに扮するのが多部未華子。演技力に定評がある多部だけに、メイのキャラクターもハマるはず。また、『義母と娘のブルース』『恋はつづくよどこまでも』など、話題作・ヒット作が多い同放送枠であるだけに、期待される一作だ。

■アニメ大好きヒロインを体現　乃木坂46・齋藤飛鳥
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　最後に挙げたいのが、漫画原作で映画化も決定した『映像研には手を出すな！』（MBS／毎週日曜24時50分、TBS／毎週火曜25時28分、ほか）に主演する乃木坂46の齋藤飛鳥。アニメが好きで、人並み外れた想像力の持ち主である主人公・浅草を体現し、ファンを感心させている。同じ乃木坂46メンバーの山下美月と梅澤美波が、映像研のメンバーとして共演する。
　
　美女で見てきた4月クールのドラマ。テッパンジャンルの医療ドラマから大ヒット作の続編まで、幅広いラインナップだ。放送延期、休止の作品が多いが、今から楽しみで仕方ない。（文：安保有希子 ）