映画『ビッグ・リボウスキ』や『トゥルー・グリット』で知られ、『クレイジー・ハート』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェフ・ブリッジスが、悪性リンパ腫と診断され、闘病中であることを明らかにした。
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現地時間の19日午後、ジェフ本人がツイッターにて明らかにした。
一連のツイートを、『ビッグ・リボウスキ』で自身が演じたデュードのセリフを借りて「デュードならこう言うだろう…新たなクソが現れたな」と切り出し、「悪性リンパ腫と診断された。これは深刻な病気だが、幸運な事に、最高の医師チームが付いてくれ、予後は良好だ」と報告。「治療を始めていて、闘病については今後も報告していくつもりだ」と続けた。
また、「家族と友人たちの愛情とサポートに、深く感謝をしている。皆さんからの祈りとお見舞いに感謝する」と家族やファンに感謝を述べ、「注目を集めている間に言わせてくれ、どうか投票するのを忘れずに」と、大統領選挙への投票も呼び掛けた。
現在70歳のジェフは、カルト的な人気で愛される『ビッグ・リボウスキ』をはじめ、『スターマン/愛・宇宙はるかに』『フィッシャー・キング』『アメリカン・ハート』『トゥルー・グリット』など、数多くの作品に出演。これまで7度オスカーにノミネートされ、2009年公開の『クレイジー・ハート』で主演男優賞を受賞した。
近年は、『キングスマン: ゴールデン・サークル』や、クリス・ヘムズワースやダコタ・ジョンソンが出演する『ホテル・エルロワイヤル』に出演。現在は、自身初のテレビ主演となるミニシリーズ、『The Old Man(原題)』の撮影を行っていた。