『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役でブレイクを果たしたエマ・ワトソン。以来、『美女と野獣』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などの注目作品に出演し、活躍している。

今回はそんなエマの、スクリーンの中の姿から、レッドカーペット、パンツスタイルまで、彼女のとびっきりの魅力が堪能できるルックの数々をご紹介!

【フォト特集】エマ・ワトソンの美しい瞬間 スクリーンのドレス姿からレッドカーペットのスタイルまで

●ダンスシーンで麗しのドレス姿を披露 エマ×スクリーン

・撮影当時14歳 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)

 ティーン時代のエマの、まだあどけなさが残るドレス姿が見られるのがシリーズ第4弾『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)。クリスマスのダンスパーティーに、エマ演じるハーマイオニーがキュートなピンクドレス姿で登場。撮影当時14歳のエマの可憐な姿に世界中がときめいた。普段、真面目でファッションに疎いハーマイオニーの変身ぶりに、ハリーとロンたち男子もびっくり!

・エマ・ワトソンの代名詞!『美女と野獣』(2017年)

 ディズニーの実写映画『美女と野獣』(2017)で、ヒロイン・ベルのアイコニックな黄色のドレスを美しく着こなし魅了したエマ。巨匠アラン・メンケンの音楽に乗って野獣と踊るシーンは、ロマンティックでみんなうっとり。アニメ版のファンも大満足!

●スタイリッシュ&スマート! エマ×パンツスタイル

・トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』(2014年)
 フェミニストとして活動しているエマは、パンツルックもお手の物。2014年に出演した人気トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』の撮影に向かうエマは、サン・ローランのパンツスーツでマニッシュにキメ、ヘアもすっきりまとめて知的なイメージを前面に押し出していた。

・『美女と野獣』LAプレミア(2017年)
 米ロサンゼルスで開催された2017年の『美女と野獣』のプレミアでは、オスカー デ ラレンタのグラマラスなジャンプスーツをチョイス。胸元がざっくり空いたデザインと、ウェストのバラのモチーフ、さらに目元のキリっと美しいキャットアイメイクが印象的だった。

・BAFTA ロサンゼルス・ティーパーティー(2018年)
 2018年の英国アカデミー主宰のBAFTA ロサンゼルス・ティーパーティーに登場のエマは、イギリスのファッションブランド、オスマンのアンサンブルに、黒のフラットシューズというチョイス。初お目見えだった短めのバングスのヘアは、フレッシュな印象で話題に。@@separator●ノーブルさに主張あり! エマ×ホワイトドレス

・『ノア 約束の舟』UKプレミア(2014年)
 2014年の『ノア 約束の舟』UKプレミアに登場のエマは、シンプルだけど、柔らかなチュールの向こうが深いスリットになった、ラルフローレンのドレスでレッドカーペットに登場。
美背中があらわになったデザインは艶やか&シックで、ウェディングにもぴったりと大好評!

・トライベッカ映画祭『ザ・サークル』プレミア(2017年)
 2017年のトライベッカ映画祭にて『ザ・サークル』のプレミアが開催され、フォトセッションに挑んだエマ。この日のドレスは、バーバリーのシンプルかつエレガントなデザイン。100%オーガニックシルクを使用し、働く人の80%が女性職人だという、イタリアの工房で縫製されたドレスは、素材の選定から生産、販売まで、人と地球環境に配慮する、エシカルファッションを推進している彼女ならではのチョイスだ。

●定番カラーにヒトクセあり! エマ×ブラックドレス

・2013年のメットガラ
 ファッション上等、キレッキレのドレスに身を包んだセレブがレッドカーペットに集結し、世界中の視線が集まるファッションの祭典メットガラ。「パンク:カオスからクチュールへ」がテーマだった2013年、エマはネパール出身のファッションデザイナー、プラバル・グルンのドレスをチョイス。お腹が見える思い切ったカッティングと、片耳ピアスでパンクをアピール。

・『ノア 約束の舟』NYプレミア(2014年)
 2014年公開の奇才ダーレン・アロノフスキー監督作『ノア 約束の舟』のNYプレミアに登場したエマ。オスカー デ ラ レンタのシルクが艶やかなブラックのドレスは、前から見るとシンプルでおとなしいデザインながら、バックは背中がぱっくりの、ボリュームあるデザイン。正面は上品に、後ろは大胆な大人ドレスをエレガントに着こなした。

・『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』NYプレミア(2019年)
 2019年公開の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に長女メグ役で出演したエマ。NYプレミアでは、バレンシアガのドレスの裾を思い切りまくり上げ、ベルベットのサイハイブーツを露出! メイクもダークに仕上げて、ネオ・ゴシックに昇華させた。

 『ハリー・ポッター』でブレイク後、大学進学や1年の休業など、さまざまなステップを経て、美しい大人の女性に。
女優活動のみならず、バーバリーやランコムなどトップブランドの顔、UN Women 親善大使や、エシカルファッションの推進役などの分野にも活躍の場を広げている。今後もますます美しい姿を見せてくれそうだ。(文・寺井多恵)

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