『ナイル殺人事件』『フリーガイ』全米の劇場公開が白紙に

2020年11月06日(金)12:01

　米ディズニーが、ケネス・ブラナー監督の『ナイル殺人事件』と、ライアン・レイノルズ主演の『フリーガイ』の劇場公開を延期することを発表した。ともに、新しい公開日は決まっていない。

米Varietyが報じている。

【写真】ガル・ガドット＆アーミー・ハマーの“夫婦”も『ナイル殺人事件』場面カット

　『ナイル殺人事件』は、ケネス・ブラナー監督・主演の「エルキュール・ポアロ」シリーズの第2弾。アガサ・クリスティの同名小説を原作に、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、トム・ベイトマン、アネット・ベニングなどのオールキャストで、クルーズ船内で起きた殺人事件をめぐるミステリーが描かれる。当初2020年10月23日に日米同時公開予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で12月18日に延期されており、これが2度目の公開延期となる。日本の公開日にも影響が出そうだ。

　『フリー・ガイ』は、『ナイトミュージアム』シリーズやNetflixのドラマ『ストレンジャー・シングス未知の世界』のショーン・レヴィが監督を務めるSF映画。自分がビデオゲームの背景（モブ）キャラクターだったことに気付いた男ガイをライアンが演じる。こちらも、当初7月3日の公開予定が、12月11日に変更され、さらに今回延期が発表された。日本では2021年1月22日に公開が予定されている。

　アメリカでは大作映画の公開延期が相次いでおり、今回この2作品の公開が延期されたことで、年内に公開される大作は、ガル・ガドット主演のDCヒーロー映画の第2弾『ワンダーウーマン 1984』のみとなった。こちらは2020年12月25日に日米同日公開予定。

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