女優アン・ハサウェイが大魔女役で主演を務める映画『魔女がいっぱい』より、アニメ『鬼滅の刃』の玄弥役などで知られる声優の岡本信彦がナレーションを務め、“魔女の見分け方”を伝授する特別映像が公開された。

【写真】アン・ハサウェイの60年代ファッションがかわいい! 『魔女がいっぱい』場面カット

 映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールのもうひとつの人気作を実写化した本作は、ちょっと驚きのラストが“大切なもの”に気づかせてくれるファンタジー作品。

『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』などで人気を誇るアン・ハサウェイが、美しく恐ろしい大魔女<グランド・ウィッチ>役を熱演。キュートなキャラクターを演じることが多かった彼女が新境地に挑む。監督は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などで知られるロバート・ゼメキス

 本作の舞台は60年代のとある豪華ホテル。そこに現れたのは、おしゃれで上品な美女たち。しかしその中身は、美しい外見を壮大に裏切る誰より危ない邪悪な大魔女<グランド・ウィッチ>だった―。

 今回解禁されたのは、ゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のフロイド・リーチ役のほか、アニメ『鬼滅の刃』の玄弥役や『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己役などで知られる声優の岡本信彦がナレーションを務めた特別映像。人間になりすまし世界中に潜んでいるという魔女たちの映像と共に、悪役キャラクターを演じることに定評のある岡本が、魔女の見分け方として「帽子と長手袋をしている」「たまにおいしいお菓子をくれる」「怪しげな魔法の薬を持っている」「人間を動物にするのが好き」という4つの特徴を伝授する。

 映像にはそのほか、アンが登場し「(魔女は)世界中にいるわ。あなたの側にもね」「周りをよく探してみて」と茶目っ気たっぷりに語りかける姿も挟み込まれている。

 岡本は、今回のナレーションについて「魔女のキャラクターのダークさと、コミカルさの絶妙なバランスを意識しました。『チャーリーとチョコレート工場』と同じ原作者と聞いて、とても腑に落ちました」とコメント。


 アン演じる大魔女については「美しくてかわいいけれどめっちゃ怖い。怖いけれども茶目っ気たっぷりに、妖艶な動きでアン・ハサウェイが演じていて、とても魅力的なヴィランだと感じました」と印象を明かす。そして「ネズミにされてしまった子供が小さなヒーローとして魔女に立ち向かい、そしてそれを大人たちが支える。明日の勇気につながるメッセージがある映画だと思いました。心揺さぶられる展開に、エンディングが衝撃的なハッピーエンドでした」と作品を楽しみにしている観客へメッセージを寄せた。

 映画『魔女がいっぱい』は12月4日より全国公開。

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