公開直前『特別上映版 ワールドトリガー2nd シーズン』美術設定画＆場面写真到着

　アニメ映画『特別上映版 ワールドトリガー2ndシーズン』の公開を直前に控え、一般公開される機会が少ない美術設定画像の一部が場面写真と共にお披露目された。

【写真】『特別上映版 ワールドトリガー2nd シーズン』美術設定画

　原作は、葦原大介による人気SFアクション漫画『ワールドトリガー』。

未知なる力を持つ「近界民（ネイバー）」の侵略に対抗するべく組織された界境防衛機関“ボーダー”の隊員である三雲修が、「近界（ネイバーフッド）」からやってきた謎の少年・空閑遊真と出会い、雨取千佳やボーダーの少年たちと共に奮闘する姿を描く。2014～16年に放送されたテレビアニメ（全73話）4年半ぶりの続編として、テレビ朝日系にて2ndシーズンが放送される。

　テレビ放送に先駆けて12月25日より上映される本作は、セカンドシーズンの第1話と第2話をまとめ、さらに劇場オリジナル映像を加えた特別版。物語は、「近界（ネイバーフッド）」最大級の軍事国家アフトクラトルと従属関係にある惑星国家「ガロプラ」のメンバーが“ボーダー”本部を襲撃、激しい攻防戦が繰り広げられる【ガロプラ編】。“ボーダー”の隊員たちと「ガロプラ」のメンバーによる激しい攻防が展開される。

　初解禁された美術設定画像は、【ガロプラ編】のメイン舞台となる「ボーダー本部前 表通り」「ボーダー基地司令本部（オペレーションルーム）」「ボーダー本部内 遠征艇格納庫前大部屋」の3カット。ストーリー展開に合わせて細部にわたり設定されている。

　場面写真は、「ボーダー」より、三輪隊の米屋陽介、加古隊の加古望と黒江双葉の2ショット、二宮隊の二宮匡貴と辻新之助の2ショット、ボーダー本部長の忍田真史。そして、三輪隊の奈良坂透、那須隊の日浦茜の2ショット、軍事国家「アフトクラトル」の従属国家「ガロプラ」の遠征部隊より、コスケロのカットが公開された。

　シリーズディレクターの畑野森生は「1stシーズンが残してくれた遺産も引き継ぎつつ、不十分であった点は詰め直して、2ndシーズンとして大きくグレードアップしたものをお届けできるよう、スタッフ一同全力で作業中です」とコメント。

　プロデューサーの永富大地は「アニメ2ndシーズンの放送を実現するのに4年半かかりました。本当にいろいろなことがありました（笑）。しかしアニメ映像ができて終わりではなく、ここまで待っていてくださったファンの皆さんにご視聴いただくことで、やっと作品が完成します。スタッフ・キャストと一緒に『ワールドトリガー2ndシーズン』を走り抜けてもらえると嬉しいです」とのメッセージを寄せた。

　アニメ映画『特別上映版 ワールドトリガー2ndシーズン』は、12月25日～2021年1月7日、新宿バルト9、梅田ブルク7ほかにて期間限定公開。