激しく声を上げる菅野美穂、鬼気迫る演技を見せる『明日の食卓』特報＆ティザービジュアル解禁 (2021年1月27日)

女優の菅野美穂が主演を務め、高畑充希、尾野真千子が共演する映画『明日の食卓』より、母親たちを演じる3人が鬼気迫る演技を見せる特報映像が、ティザービジュアルと共に解禁された。【動画】激しく声を上げる菅野美穂の姿も『明日の食卓』特報 椰月美智子による同名小説を映画化する本作は、子を持つ親なら誰もが直面する社会問題を取り上げながら、ラストには希望の光を描き出すエンターテインメント作品。監督は社会派エンターテインメントの旗手、瀬々敬久が務める。 『ジーン・ワルツ』（2011）以来10年ぶりの映画主演となる菅野が、フリーライターで2人の息子を育てる留美子役に挑み、やんちゃ盛りの息子たちを育てながら仕事復帰を目指す母親をパワフルに演じる。また、シングルマザーで大阪に暮らす加奈役には高畑。若くして子どもを産み、日々非正規の仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のためにけなげに生きる姿を演じる。そして年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見何不自由なく幸せを手に入れているあすみ役を尾野が演じている。 同じ「石橋ユウ」という名前の小学5年生の息子を育てる3人の母親たち。神奈川在住のフリーライター・石橋留美子（菅野）43歳。大阪在住のシングルマザー・石橋加奈（高畑）30歳。静岡在住の専業主婦・石橋あすみ（尾野）36歳。それぞれが息子の「ユウ」を育てながら忙しく幸せな日々を送っていた。しかし、ささいなことがきっかけで徐々にその生活が崩れていく。無意識に子どもに向いてしまういら立ちと怒り。住む場所も家庭環境も違う＜3つの石橋家＞の行き着く運命は…？ 特報映像では、同じ「石橋ユウ」という名前の息子を持つ3人の母親が、それぞれの息子と生き生きと暮らす様子が映し出される。しかし、「ひとりのユウ君が母親に殺される」ことで映像は一変。「全部全部全部ゲームなんだ」と、ある息子の思いが暴かれ、3人の母親は前半の映像とは全く異なる表情を見せる。そして最後には激しく声を上げる留美子—。女優陣の鬼気迫る演技が見ものだ。 ティザービジュアルは、3人の母親一人一人を収めた3種類。「息子を殺したのは、私ですかー？」という言葉とともに写し出された母親たちは、笑顔に見えるが、切り取られた部分によって全く異なる表情を見せる。育児、仕事、交友関係と、さまざまな場における顔を持つ母親の多面性を表し、この壮絶なドラマが“誰にでも起こり得る”ことを訴えかける。 映画『明日の食卓』は、今春全国公開。