俳優の福士蒼汰が14日、ドラマスペシャル『神様のカルテ』オンラインZOOM会見に、共演の清野奈名、大島優子北大路欣也と共に出席。福士が大島を相手に“ひとりミュージカル”を披露したことが明かされた。



【写真】TX【2月14日オンライン記者会見のご案内】神様のカルテ:福士蒼汰主演

 本作は、シリーズ累計330万部を超えるベストセラー小説のドラマ化。主人公の一見風変りな心優しき内科医・栗原一止役を、テレビ東京のドラマ初出演・初主演で、医師役初挑戦となる福士が演じる。

 原作や脚本を読んだ感想を聞かれた福士は「逼迫した医療というものが、こんなに大変なんだなとシンプルに思いました。同時にお医者さんや看護師さんの柔らかい空気感も感じました」とコメント。

 大島は「台本を開くたび涙してしまいました。読むと泣いちゃうからなかなか手につかなかったんです」と台本に心打たれたことを打ち明け、「普段は助けてもらう側で、見守る・救う側の立場に立って考えたことがなかったので『そうだよね。こっちも人間だよね』と初めて体験した感覚。読み取って咀嚼して、表現している瞬間を楽しみながらやらせていただきました」と語った。

 清野は共演者同士でのエピソードを聞かれ、福士について「思った以上にオタク気質だなと思いました」と告白。「そこまで知らなくていいのにということまで知識がすごい。素数の話だったり脂肪酸の話だったり、言われても分からない、ということばかり」と新しい一面を発見したという。

 この発言に福士は「気になったことは調べたいタイプなので、詳しく掘っていくとまた奥が見えるんですよ。
知識ってこういう楽しみ方があるんだなと。それと、もともと理系だったので素数の話とかもしてました」と明かした。

 大島からは福士について「ずっと歌を歌ってらっしゃるんですよ」と撮影裏の様子を暴露。「本当にびっくりしたのは、私がストーブで暖まっていた時に『福士さんが歌ってるな』とノールックで聴いてたんですけど、パッと気付いたら私に向かって歌っていたんです。福士さんの“ひとりミュージカル”を観させてもらいました(笑)」と明かすと、福士は赤面。

 歌っていたのはフォークシンガー・イルカの名曲「なごり雪」だったそうで、福士は「現場が寒くて…。歌が好きなんですけど、目の前にいたから見ちゃった」と恥ずかしそうだった。

 ドラマスペシャル『神様のカルテ』は、テレビ東京系にて2月15日20時より放送。

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