『悪魔とラブソング』奥野壮・小野花梨・山之内すず・吉田志織が“ワケあり”高校生に

女優の浅川梨奈と俳優の飯島寬騎がダブル主演を務めるドラマ『悪魔とラブソング』が、オンライン動画配信サービスHuluにて、6月19日より全8話一挙配信されることが決定。併せて、追加キャストとして、奥野壮、小野花梨、山之内すず、吉田志織が出演することが発表された。それぞれが葛藤を抱える“ワケあり”高校生役にふんする。【写真】浅川梨奈×飯島寛騎W主演＆初共演 『悪魔とラブソング』実写ドラマ化 本作は、桃森ミヨシによる同名タイトルの少女コミックを実写ドラマ化。美しい歌声と美貌を持ちながらも、 常に本音を話してしまうため周囲から孤立し「悪魔」と呼ばれている主人公・マリアが、転校を機に理解者を見つけ、自分を偽り他人に合わせて生きてきた同級生たちを変え、彼らと絆を作っていく姿を描く。登場人物それぞれが不器用な愛を抱く、異色の青春群像劇だ。 浅川が主人公の可愛マリア役を務め、誰にもこびず凛（りん）とした強さがある一方、深く人と関わりたいと願うマリアを力強くも繊細に表現する。飯島はそんなマリアと出会い、過去のトラウマと向き合い始める目黒伸役。葛藤しながらもマリアによって変わっていく様を丁寧に演じる。 今回発表されたのは、物語をかき乱す役どころを演じる4名のキャスト陣。伸の親友で、誰にでも優しいクラスのムードメーカー・神田優介役を演じるのは、奥野壮。次世代イケメン俳優の奥野が、空気を読みすぎるあまり人と深く付き合えない繊細なキャラクターに挑む。奥野は優介について「僕のイメージと近いキャラクターだなと思いました」と評し、「撮影現場では、神田君のように、できるだけクラスメートのみんなと仲良くなれるようにと意識していました。共演者みんなのパワフルなエネルギーを直に感じながら撮影できたことがとても楽しかったです」と振り返っている。 そんな神田に恋心を抱き、マリアへの嫉妬心で反発する女子のリーダー格・中村亜由役を務めるのは、小野花梨。自身の役どころについて小野は「寂しさや嫉妬する気持ちを、素直に思って素直に表に出すところが魅力的だなと思います。原作で描かれている亜由は、すごく意地悪だし、短絡的で幼い部分もあり、『なんでこんなことしちゃうんだろう』と思うのですが、本音はすごく女の子らしくて、可愛らしくて、神田君を大好きでいる気持ちがまっすぐで、仲間思いなんだと思います。私は亜由ちゃんのことを大好きでいようと思って、できるだけ大好きなところを見つけていくところから始めました」とコメント。 亜由の言いなりで常に愛想笑いを浮かべてやり過ごすクラスメート・甲坂友世役は、山之内すず。山之内は「昔、原作ファンの方から、『友世』と顔が似ている、とメッセージをいただいたことがあり、出演のお話をいただいた時に、運命を感じました」と明かし、「友世は、感情の起伏が激しいキャラクターなので、自分の感情の出し方とは違うところが難しかったのですが、監督が丁寧に演技を教えてくださり、楽しく挑戦することができました。私の中にある友世の部分も伝えられたかなと思うし、自分が友世になれた！と思えた瞬間もありました」と語っている。 目黒の幼なじみで恋心を寄せる海外帰りの女子高校生モデル・井吹ハナ役を演じるのは、吉田志織。クラスメートからの憧れの的でありながら、自分をよく見せることにしか興味がないハナを演じた吉田は「ハナは、心情の振り幅が大きく、初めて経験するようなキャラクターだったので、演じるのがすごく難しかったですが、浅川さん演じるマリアと対峙するシーンでは、ハナとして心が動き、自然と涙が止まらなかったです」と振り返る。そして「ドラマでのハナは、原作とはまた違ったキャラクターになっているので、そこにも注目して楽しんでもらえたら嬉しいです！」とメッセージを寄せた。 Huluオリジナルドラマ『悪魔とラブソング』（全8話）は、6月19日より配信開始。