女優・釈由美子の世界進出第1弾となるカナダ発のパンデミック・ホラー『ロックダウン・ホテル/死・霊・感・染』が、7月2日より全国公開されることが決まった。
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あるホテルの一室で始まった謎の殺人ウィルスによる感染爆発。
本作で世界進出を果たした釈をはじめ、『X-MEN:アポカリプス』のカロライナ・バルトチャク、『CUBE』のジュリアン・リッチングス、『夜明けのゾンビ』のマーク・ギブソンなど、数々のSF&ホラー作品で活躍する個性的な演技派キャストが集結。監督は『X-MEN:フューチャー&パスト』やローランド・エメリッヒ監督最新作『ムーンフォール』などに出演する俳優でもあり、本作で長編監督デビューを飾ってブラッド・イン・ザ・スノー映画祭最優秀監督賞受賞など、世界各国のファンタスティック映画祭で高い評価を受けているフランチェスコ・ジャンニーニ。
うめき、叫び、血走る衝撃の熱演が各国ファンタスティック映画祭で絶賛された釈は「このお話を初めて頂いた時はホラー映画ということもあり戸惑いもありましたが、海外の映画作りに大変興味があり、ぜひ参加させて頂きたいと思いました」と出演に至った思いを明かす。
さらに釈は、コロナ禍を予言したような内容について、「致死ウイルスが蔓延していくパンデミックホラーは、昨今の世相を思えば決して絵空事とも言い難いものとなってしまいましたが、この映画はまだコロナウイルスが世に芽も出さない2年前の2019年1月にカナダのモントリオールで撮影されました。この時はまさかその後にこのような世界的なパンデミックが到来することなど想像すらし得ないことでした。偶然にもこの悪夢のような世の中と重なるような作品になり、私も驚いています」と語る。
役どころについては「私は支配的な夫の恐怖から逃れ、たったひとり異国の地へ訪れている妊婦を演じています。
映画『ロックダウン・ホテル/死・霊・感・染』は7月2日より全国公開。