日野聡「目からも心からも涙」　『アイの歌声を聴かせて』キャストコメント到着 (2021年5月10日)

今秋公開されるオリジナルアニメ映画『アイの歌声を聴かせて』より、声優キャストを務める日野聡、興津和幸、小松未可子のコメントが到着した。【写真】映画『アイの歌声を聴かせて』興津和幸、小松未可子、日野聡が演じるキャラクター場面写真 本作は、転校生シオンと真面目少女サトミの、友情と歌でつながる絆を描くハートフルストーリー。『サカサマのパテマ』『イヴの時間』を手掛けた吉浦康裕が原作・監督・脚本を兼任。脚本は大河内一楼も共同で担当する。 声優には、土屋太鳳が学力優秀でスポーツ万能な転校生シオンを演じ、劇中では伸びやかで透明感のある歌声も披露する。シオンが転校してきたクラスのクラスメイト・サトミは福原遥、密かに幼なじみのサトミに好意を抱き続けている機械マニアのトウマには工藤阿須加がふんする。 興津が演じるのは、勉強も運動もできるゴっちゃん役。興津は「『ゴッちゃん』は“イケメン”です！（笑）。小松未可子さん演じる『アヤ』とお付き合いしてるのですが、どうやら上手くいってないらしいのです」と説明し、「元から仲が悪いのではなく、付き合っている2人がギクシャクしてるという雰囲気を演じるのが、難しくもあり楽しかったです」と述懐。作品については「とても素敵で楽しい青春映画！！ になっているはずっ！」とアピール。 小松は、サトミのクラスメイトで気の強いアヤを演じる。小松は「アヤちゃんは、ノリがよく、場の空気を察せる子です。恋愛に関してはとにかく一途。アフレコが進むにつれて、どんどん可愛らしいな、いじらしいな、となんだか愛おしく感じられる子でした」と役柄への想いをコメント。そして「自分にとっての、誰かにとっての幸せを願うこと。私たちの、日々の原動力。心が、この作品に詰まっています。まだまだ謎が多く秘められていると思いますが、観終わった後、きっと皆さんの心を虹色に染めてくれる作品です」と語る。 日野が演じるのは、密かにシオンのことが気になっている、柔道部に所属するサンダー。日野はサンダーについて「天然な部分を持ちあわせつつ非常に純粋で頑張り屋な柔道青年です。けれど本番にはめちゃくちゃ弱く結果が出せない。そんな彼が、明るく魅力的なシオンに惹かれて大きく変わっていく。非常に愛らしく応援したくなる役どころですね」と語り、「彼の性格上、シリアスにならない様に常にみんなとちょっと違うベクトルのお芝居を維持するのが難しかったですが、たいへん充実したアフレコとなりました」とコメント。本作については「愛情と温かさに満ち溢れた物語で、台本を読み終えると自然と目からも心からも涙が流れ落ちている自分がいました。本当に素敵な作品です」と明かした。 映画『アイの歌声を聴かせて』は2021年秋全国公開。