NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第11週「1962-1963」(第50回)が12日に放送され、笑顔で仲良く並ぶるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)の姿をベリー(市川実日子)が目撃する姿が描かれると、ネット上には「これは切ない」「片想いは辛いね…」といった声が寄せられた。

【写真】錠一郎(オダギリジョー)に怒りをあらわにするトミー(早乙女太一)『カムカムエヴリバディ』第50回より

 るいは錠一郎との仲が親密になるにつれて、自分の心が彼に惹(ひ)かれていくのを恐れていた。

ある日、東京の音楽プロダクション主催で関西一のジャズトランぺッターを決めるコンテストが開かれることに。メジャーになるチャンスだと喜ぶトミー(早乙女太一)だったが、錠一郎は興味がない様子。そんな錠一郎の姿にトミーは思わず怒りをあらわにする。

 そんな中、買い物帰りのるいが公園を通りかかると子どもたちが野球に興じていた。子どもたちからせがまれピッチャーをすることになったるい。豪快なピッチングを披露する様子を、偶然にも公園を通りかかった錠一郎が眺めている。
るいのはつらつとした姿に思わず錠一郎は惹きつけられるのだった。

 野球が終わると、るいは錠一郎の姿を見つけて彼に話しかける。るいと錠一郎が親しげに言葉を交わしていると、男の子が近づいてきて「なーなー。お兄ちゃんとお姉ちゃん、アベックなん?」とポツリ。他の子どもたちも近づいてきて、るいと錠一郎を「アーベック! アーベック!」と囃し立てる。

 “男女の2人連れ”を意味するアベックという懐かしい言葉に、ネット上には「ひさしぶりに聞いたけど、いいね」「今の子は、『アベック』って言葉通じるんかな?笑」などのコメントや「アベックって何ですか…!?」「アベックって何??笑付き合ってるでしょってこと??」といった投稿が集まった。


 楽しそうにからかう子どもたちをるいが笑いながら追い払う。そしてるいと錠一郎は、笑顔で仲良く並んで楽しそうに遊ぶ子どもたちを眺める。そんな光景をベリーが遠くから、じっと見つめているのだった。錠一郎に想いを寄せるベリーの悲しい姿に、ネット上には「ヤベー見てるぅー」「これは切ないわ…」「最近ベリーちゃんに感情移入してしまう」などの声が相次いでいた。