東京進出13年目 千原兄弟の「真のブレイク」とは

 昨今のテレビお笑い界には、「個人芸から集団芸へ」という大きな流れがある。90年代半ばの「ボキャブラブーム」以降、個人が面白いネタを演じたり面白い話をすることよりも、その芸人がいかに巧みにいじったりいじられたりするか、つっこんだりつっこまれたりするか、という芸人同士の「絡み」の技術の方が重視されるようになっていった。


 96年に東京進出を果たした千原兄弟が、最近までなかなか芽が出なかった理由はこのあたりにあると思う。当時、大阪でナンバーワンの知名度と人気を誇っていた彼らは、東京のバラエティ界に少しずつ定着しつつあった集団芸の流れにうまく乗ることができなかった。

 特に、弟の千原浩史(現・千原ジュニア)は「ジャックナイフ芸人」と呼ばれるほどとんがった性格で、誰かにいじられるのが大の苦手だった。さらに、まさにこれからという時期にジュニアがバイク事故に遭うなどの不運も重なり、千原兄弟は長い受難の時代を迎えた。

 そして、最近ようやく、千原ジュニアをテレビで見る機会が増えてきた。確かに、ジュニア単独でのレギュラー番組の本数は順調に増えている。だが、それが千原兄弟というコンビにとって良い傾向かどうかはわからない。制作サイドがジュニアを単独で起用し続けることで、視聴者は千原兄弟のコンビとしての魅力を味わう機会を奪われている、とも言えるからだ。

 昨年、千原ジュニアが『笑っていいとも!』(フジテレビ)のレギュラーに選ばれたとき、松本人志は自身のラジオ番組で苦言を呈していた。


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