『マルモ』大健闘でも業界視聴率トップは『鈴木先生』!? 春ドラマ総まとめ

 3位の阿部サダヲ芦田愛菜主演『マルモのおきて』は、"子ども&動物"とテッパンを重ねながらも初回は11.6%とおとなしめだった。しかし、主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」(ユニバーサルミュージック)の一人歩きも手伝って、視聴率が急上昇。最終回では平均23.9%という高視聴率をマークした。この、主題歌先導の"ポニョ的ヒット"は、最近のドラマでは珍しいケースではないだろうか。

■月9は「SMAP×婚活」にリベンジするも、悪夢再び

 今クールの月9は、香取慎吾黒木メイサ綾部祐二ピース)と、何だかやけにワイルドな褐色肌が脳裏に焼きついた『幸せになろうよ』(フジテレビ系)。月9史上最低視聴率をたたき出した中居正広主演『婚カツ!』の悪夢から2年の時を経て、再び「SMAP×婚活」に挑んだ同作。しかしネット上では、「黒木メイサの役がムカツク!」「慎吾の性格が暗すぎてイライラする」などキャラクターを愛せないという意見も多く、平均11.69%とリベンジならず。この月9ブランドの衰退を食い止めるためにも、次クールの新垣結衣主演『全開ガール』に期待したいところだ。

 また、視聴率が伸び悩んだドラマと言えば、吉瀬美智子が小学校教師を演じた『ハガネの女 season2』。深夜枠で放送されていた『season1』の好評を受け21時台に格上げされたものの、数字は深夜時代より低い平均7.33%。これに追い討ちをかけるように、"アスペルガー症候群の転入生を受け入れるか否かをクラス投票で決める"という展開に視聴者から批判が殺到。同じく異論を唱えたドラマの原作者である漫画家が原作者を降り、ビデオグラム化やネット配信の反対を表明するなど、少々後味の悪い作品となってしまった。


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