フジテレビの人気女子アナ“ヤマザキパン”こと山崎夕貴アナウンサーが、お笑い芸人・おばたのお兄さんとの“お泊まりデート”を報じられた。今月末には“ミオパン”こと松村未央アナウンサーと、陣内智則が結婚する。

期せずして、よしもと芸人とフジテレビアナウンサーの交際、結婚が続く形となった。

「お似合いのカップル」と祝福の声が上る一方、1980~90年代のバブリーな時代のフジ女子アナたちの結婚相手から比べれば「ランクダウン」の印象も否めない。

「かつてフジテレビの女子アナといえば、“高嶺の花”の職業でした。定番の結婚相手はプロ野球選手ですね。ヤクルトスワローズの主力選手だった古田敦也と結婚した中井美穂、同じくヤクルトのエースでメジャーリーグでも活躍した石井一久と結婚した木佐彩子などがよく知られています。現在は弁護士として活動する菊間千乃は一時、西武ライオンズの高木大成と交際していました」(業界関係者)

 プロ野球選手ばかりではない。
河野景子は、横綱力士であった貴乃花と結婚して“おかみさん”となり、近藤サトは歌舞伎役者の坂東八十助(故・坂東三津五郎)と結婚して“梨園の妻”となった(後に離婚)。中村江里子はフランス人実業家と結婚し、渡仏。現地で化粧品ブランドを経営するセレブとなった。

「確かに、黄金期のフジテレビ女子アナの結婚相手から比べれば、現在は、こぢんまりとした印象は受けますね。最近では、“ショーパン”こと生野陽子が中村光宏秋元優里生田竜聖と結婚したように、同僚同士の結婚も目立ちます。会社員としては高給取りではあるので、ある意味では堅実な道でしょう」(同)

 長らく続くテレビ不況の中でも、とりわけ低視聴率にあえぐフジテレビは、女子アナの“ブランド力”も落としてしまったのかもしれない。

(文=平田宏利)