2月3日に発売された、橋本環奈のセカンド写真集『NATUREL』(講談社)の初週売り上げの数字が話題になっている。

 同日付のオリコン週間写真集ランキングによると、橋本の写真集は8,560部を売り上げ、3位につけた。

1万部売れればヒットという写真集のジャンルとしては好発進と言えなくもないが、1位の乃木坂46生田絵梨花の『インターミッション』(同)は、発売5週目ながら2万7,140部を売り上げ、累計で20万5,828部に達している。

「写真集は、初週の売り上げが最も多いもの。にもかかわらず、橋本の初週売り上げは5週目の生田の売り上げを大きく下回っています。特に橋本の写真集は、ファンの間で“極悪ドーピング”と称されるほど、エゲツない物販方法だったことを考えると、“爆死”といっても過言ではありません」(アイドル誌編集者)

 写真集の初版には「1冊券」「3冊券」「5冊券」と、“お渡しイベント”に参加できる3種類の抽選券が付いていた。橋本の写真集の定価は一般的なそれよりも高額の3,780円で、1冊券では橋本からサインなし写真集の手渡し、3冊券(1万1,340円)ではサイン入り写真集1冊とサインなし写真集2冊の手渡しに橋本の握手、5冊券(1万8,900円)ではサイン入り写真集1冊とサインなし写真集4冊の手渡し、橋本との2ショットチェキの撮影といった具合。握手や撮影などの特典があるとはいえ、高額商品の複数買いを強いるのは、ファン心理につけ込む悪徳商法と批判されても仕方がないだろう。


 敗因として考えられるのは、1つには露出度の低さ。

「同じ清純派路線でありながら、ランジェリーや肘ブラなどセクシーで攻めた内容の生田に対し、橋本は水着のカットすらありません。まあ、たびたび激太りが指摘される橋本だけに、大胆な露出は避けざるを得なかったのでしょうが(笑)。そして、もう1つの敗因は女性からの支持のなさ。もともと女性人気が高い乃木坂だけに、生田の写真集の購入層も3割が女性だそうです。対する橋本のファンの多くは、アイドルおたくの男性。
これではファン層に広がりがなく、売り上げ部数も伸びないでしょう。加えて、橋本の写真集の購入者からは『修整されすぎ』と、不評の声も多いんです」(同)

“1000年に1人の美少女”ともてはやされてきた橋本をもってしても、今をときめく乃木坂の勢いには歯が立たなかったということか。