錦戸

 9月30日付でジャニーズ事務所を退所した、元関ジャニ∞の錦戸亮が10月1日、自身の公式サイトとSNSを開設した。

 錦戸といえば、関ジャニとしてのステージは9月3日の東京ドーム公演がラスト。

翌4日には同所で行われた、古巣・ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川社長のお別れ会に出席。そして、その翌日の5日にジャニーズからの退所が発表された。

「錦戸は今から8年前、地元大阪に父親を代表にした個人事務所を設立していた。音楽や映画の企画や制作、興行などを目的としているその会社の役員には、錦戸自身も名を連ねるなど以前から独立志向が顕著だった。ほかのメンバーやジャニーズ側と脱退の合意に至ったとされる今年3月には自身のホームページのドメインを取得したというから、錦戸自身は独立に向けて万全の体制を整えていたようです」(スポーツ紙記者)

 公式サイトでは自主レーベル「NOMAD RECORDS」の設立と、12月11日に第1弾のソロアルバム「NOMAD」のリリースを発表した。さらに、公式ファンクラブの開設、そしてソロ始動初日にもかかわらず、11月5日の福岡公演を皮切りに、全国5カ所11公演のライブツアー開催を明らかにした。

 10月1日の日付が変わった瞬間、はやくもYouTubeの公式チャンネルに動画を投稿し、ツイッターとインスタグラムを開設したが、そうしたSNSを駆使したビジネスモデルは、あの元ジャニーズOBと驚くほど酷似している。

「錦戸のお手本になっているのは、元SMAPの3人の公式ファンサイト『新しい地図』です。公式サイトのフォーマットやYouTubeに投稿した意味深な動画など、3人が再始動した時と印象がほぼ一緒。ただし、増税に便乗してなのか、自分の商品価値はしっかり値上げしたかったのかは不明ですが、ジャニーズ時代は年間4,000円だったファンクラブ会費を5,000円に値上げ。ライブハウスツアーのチケットも価格帯が8,000円と9,000円に設定するなど、独立早々、お金の匂いがばかりが漂っています」(レコード会社関係者)

 開設初日からYouTubeは登録者を、インスタとツイッターではフォロワーを続々と獲得するなど順調なスタートを切った錦戸。新しい地図のビジネスモデルに沿うと、早々とインターネットテレビ局AmebaTVへの登場がありそうだ。