ダウンタウン・松本人志に女性を“上納”していたと「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたスピードワゴン・小沢一敬。所属事務所のホリプロコムが「性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません」と事実無根を主張する中、小沢と親交のある実業家・堀江貴文氏がプライベートでの小沢の印象を語っている。
小沢と「非常に仲が良い」という堀江氏は、自身の公式YouTubeで一連の騒動について言及。「文春」に“女衒役”を務めていると報じられた小沢について、堀江氏は「彼の性格からして、先輩をたてるというかですねえ、余計なことは言わないというか。ある意味、奥ゆかしいというか。だから、こういうスキャンダルとかになるような人じゃないんだよね、小沢くんは」と語り、どうにも腑に落ちない様子。
加えて、先月20日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、ケンドーコバヤシから「芸能界の闇」と形容された小沢の誕生日会についても触れ、「(当時)同居していた徳井(義実・チュートリアル)さんとか、品川庄司の品川(祐)くんとか(も参加していた)」「こぢんまりとした誕生日会」「もちろん女性もたくさん来ているし、芸人さんとかタレントさんもたくさん参加する誕生日会なんですけど、その場で性的な行為を誘導するとか、促すとか、そういうことは一切なくて」と健全であることを強調した。
一方、松本に関しては、過去に同じマンションに住んでいたものの「飲みに行ったことはない」と前置きした上で、「いわゆるいやらしい話みたいなのは全然聞いたことがない」「悪評もあんまり聞かない」と明かし、「(「文春」の報道で)芸能活動を自粛するみたいなお話になってたりするのは、ちょっとおかしい」と疑問を呈している。
ケンドーコバヤシを、堀江貴文氏が猛批判!
堀江氏といえば、先月29日に自身のXで小沢を「擁護した」として話題に。
前述の『アッパレやってまーす!』では、ケンコバが小沢と同じ事務所に移籍した女性タレントに対して「小沢もすげえ良い人で、人と壁作らへんし、ピュアなやつやけど、誕生日会だけは行かんほうがいいよ。芸能界の闇みたいな感じやから」「売れてないモデルとかアイドルとか、200人くらい参加する」と忠告。
この発言に対し、堀江氏はXで《どこが闇なのかさっぱりわからねーんだけど、ケンドーコバヤシとかいうやつ笑。俺小沢君の誕生日会行ったことあるけど、1人も闇っぽい人と出会ったことない》《このケンドーコバヤシとか言うやつは小沢君をこの機会に貶めてやろうと思ってる最低のやつだってことは分かるわ》《俺も参加してたから俺も「闇」ってdisられてたようなもんだろ。腹立つだろ》などと猛批判したのだ。
ただ、そんな堀江氏も今回の“文春砲”については「真相はわからない」とはっきり語っている。
小沢を擁護する芸人が出てこないワケとは?
また、“文春砲”以降、ネット上では「なぜ小沢を擁護する芸人が出てこないのか?」という声をたびたび目にする。
これについては、やはり世間から叩かれるリスクがある以上、現段階で芸人仲間が“小沢寄り”の発信をするのは、なかなか難しいのかもしれない。その点、堀江氏は以前から「炎上は気にしない」と公言しているだけに、自身が感じたことを素直に発信しているのだろう。
なお、小沢も2019年に、巨額申告漏れと所得隠しが発覚したチュートリアル・徳井義実にエールを送ったところ、大バッシングに遭ったことがある。
当時、徳井と放送作家・桝本壮志氏と3人でルームシェアをしていた小沢は、『アッコにおまかせ』(TBS系)で騒動を起こした徳井について「何があっても友達だから……」と涙目でコメント。
さらに、「間違ったことをしたら反省して、自分の中でけじめ付けたら、戻ってこれる社会であったほうがいいなと思う。今回のことだけじゃなくて、1回失敗したら終わりの世界は好きじゃない」と視聴者に寛容な対応を求めたが、これが世間の批判ムードに火を付ける結果となり、「友だちをかばいたいのはわかるけど、徳井がやったことの悪質さがわかってない」などと批判が寄せられてしまったのだ。
YouTubeで小沢への好意的な印象を明かすとともに、「文春」に対しては「モラルなんてあるわけねえんだよ。証拠なんて適当なんだよ」「裁判で結構負けてんだよ? 週刊文春って」と批判していた堀江氏。松本が活動休止を発表する中、小沢は変わらずに活動を続けているが、騒動による影響は今後も広がるのだろうか。
川島明・スピードワゴン小沢が明かした『M-1グランプリ2003』の原風景 7日から始まったラジオの新番組『川島明 そもそもの話』(TOKYO FM)第1回のゲストにスピードワゴン・小沢一敬が登場。