――夢中になった映画やドラマに出演していた、あの人。パタっと見なくなったけど、やっぱり気になる~!! そんなアナタのために、サイゾーウーマンの海外特派員・JULIEが、噂のあの人の仕事からプライベートまで、現地で情報をかき集めてきました!
■今回のターゲット
ロビン・ライト(『フォレスト・ガンプ/一期一会』のジェニー・カラン役など)
激動の1950~80年代のアメリカを舞台に、IQが人並みほどもない主人公が、波乱万丈な人生を駆け抜ける感動の名作映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』。
ロビンは、その美ぼうとスリムな体型を生かし、高校時代はモデルとして活動していました。アメリカだけでなく、日本でも仕事をしたことがあるそうです。
高校卒業と同時に女優を目指すようになったロビンは、あっさりと国民的昼メロドラマ『サンタ・バーバラ』へのレギュラー入りを果たしました。この作品で、4年間にわたり億万長者の娘という人気キャラクターを演じ、それを足がかりに、映画界へと活躍の場を移し、『フォレスト・ガンプ』で世界的に名が知られるようになったのです。『フォレスト・ガンプ』に出演する4年前の90年に公開された犯罪スリラー『ステート・オブ・グレース』で、ロビンはショーン・ペンと共演。制作前に顔合わせをした際、ショーンがあまりにもそっけなかったため、ロビンは「実は私、あなたと何度か会ったことがあるのよ」と怒ったそうです。
すぐにショーンと同棲を始めたロビンは91年4月に長女ディランを、93年8月に長男ホッパーを出産。しかし、バツイチであるロビンは、浮気癖の抜けないショーンと結婚することに二の足を踏み続けました。
結婚後、2人はサンフランシスコ北部に引っ越し、子どもたちは公立校に通学。ロビンは、「たくさんの映画出演のオファーを受けたけど、子育てを優先したくて、ほとんど断った」そうで、年に1~2本ほどしか映画に出演しなくなりました。とはいえ、厳選して仕事を請けたため、キャリア的には順調で、ケビン・コスナー主演の『メッセージ・イン・ア・ボトル』(99)、ブルース・ウィルス主演の『アンブレイカブル』(2000)、アンソニー・ホプキンス主演の『ベオウルフ/呪われし勇者』(07)での演技は好評でした。「ショーンと私は色々なキャラを演じて、子どもたちを楽しませてきたの。
申請から数カ月間、2人は話し合いを重ね夫婦としてやり直すことにしたものの、09年4月にショーンが法的別居を申請。この申請は翌月に取り消されたのですが、8月にロビンが再び離婚を申請。「もう、やり直すつもりはありません」という声明を出し、2人は10年7月に正式に離婚しました。
ロビンは離婚後、子どもたちも手がかからない年齢になってきたことから、女優として積極的に活動すると宣言。10年は、ロバート・レッドフォードが監督する『The Conspirator』に出演。エイブラハム・リンカーン暗殺事件の共謀者として死刑となったメアリー・サラット役を熱演し話題となりました。プライベートでも『ハート・ロッカー』のプロデューサーで7歳年下のグレッグ・シャピロと交際をし、エレガントな大人のカップルとして注目を集めました。グレッグとは先日、破局してしまいましたが、今でも良い関係を保っているそうです。
「ハリウッド的に見ると、私は成功者ではないわ」と謙遜するロビン。確かに大きな賞を取ったことはありませんが、業界では高く評価されており、オファーが途切れることはないそうです。今年もすでに3本の映画に出演する契約を結んでおり、ダニエル・クレイグ、ブラッド・ピット、スティーヴ・ブシェミら大物スターとの共演が決まっています。派手ではないけれど、抜群の演技力で強い存在感を放つ名女優ロビン・ライト。今後も、彼女の活躍から目が離せそうにありません!
JULIE
海外生活20年以上の、海外芸能ジャーナリスト。 ゴシップサイトやタブロイド紙を毎日巡回中。ルーペ・ヴェレスからレディー・ガガまでイケる雑食系。世界各地から情報を取り寄せ、粘着質的にリサーチするのが大好物。
夫婦共演作
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