ついに“ざわちん”が、“ものまねメイク”を捨てた。5月18日に更新した自身のTwitterで、「カメラだけでいくらでも整形できるんだよ」「なりたい顔になれる」などと投稿し、アプリでの画像加工の積極派であることを明言した。
これまで、著名人のモノマネメイク画像を多数ネット上にアップしてきたざわちんだが、それらも本人画像を合成したものであったことが、サイゾーウーマンでも明らかになっている(既報)。アプリ使用を公言した現在、ざわちんの「ものまねメイクファンタジスタ」という肩書にも疑問符がつかざるを得ないが、このほかにもざわちんについては不可思議な事態が見られているという。
weiboでのフォロワー買収疑惑
ざわちんは2017年から中国で最大規模のSNSサービス「微博」(Weibo、ウェイボー)のアカウントを開設。その肩書として「日本知名美妆达人」、つまりは「日本の有名な美容専門家」と紹介している。この「Weibo」では、すでに報じたとおり(既報)第三者のコスメ画像を無断で使用、加工して投稿が行われているが、もちろん、そのことを中国のユーザーは知る由もない。
だが、果たして本当に中国にファンは存在するのだろうか? こちらをご覧いただこう。
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フォロワーを示す数字が、48762→50821に増加
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52858→54861に増加
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54865→56890に増加
これはフォロワー数の激増ぶりを示したもの。大手コミュニティサイトに集う“ざわちんアンチ”がリアルタイムで観察し、そのフォロワー数の変化をスクリーンショットで保存した、執念の記録である。いずれも共通点は、約3時間ごとにフォロワーが2,000人単位で増えているということ。ここから予測されることは、フォロワーの買収だろう。あくまで疑惑止まりではあるものの、これが自然発生なのであれば奇跡的な増え方だと言えるだろう。
ただし、これらは今年初頭、1月、2月時点のもの。
さて、ざわちんが17年からWeiboを開設しているにもかかわらず、今年初頭にかけてフォロワー数が急増したのはなぜか? その時期、ざわちんの活動に大きな転機が訪れている。19年12月、日本、さらには中国で活躍するネット発のタレントをプロデュースする「SG ENTERTAINMENT株式会社」(以下、SG)とタッグを組み、中国進出支援事業「Ceeds(シーズ)」の第1弾プロデュースタレントに選ばれたのである。強力な後ろ盾を得たのだ。
だが、そんなバックをつけながらも、ざわちんはWeiboで美容画像の盗用を連発。そこで、盗用された者がSGに抗議したところ、同社はホームページ上で、「本件(無断転用)については事実であることが発覚しました」と認めて謝罪。
ちなみに同社は、彼女をプロデュースすることを発表した19年12月16日、ざわちんに関するプレスリリースを配信。そこで、「今後の目標としてweiboのフォロワー数を2020年4月までに50万人に、12月までに150万人を目指していきます」と高らかに宣言した。だが、すでに5月も終わろうとしているにもかかわらず、いまだに11万人足らず。到達時期を大幅に下方修正しないといけないだろう。
外出自粛中に釣り? 偽りの生活
ざわちんの“火種”はほかにもある。
ほかにも、5月に入ってから髪色を染めた写真と文章を投稿。
そんなざわちんをウォッチしてきたアンチユーザー、30代女性Aさんは、当方とのやりとりの中で「もうざわちんには関わりたくないので、これで最後にします。いろいろとありがとうございました。
今やファンのみならずアンチがいるのかすら怪しい、孤高の加工ファンタジスタ、ざわちん。今後動向を伝えるマスコミは、あるのだろうか……。