米軍がイランに対する攻撃で使用した巡航ミサイルをめぐり、「新型ステルス仕様ではないか」との観測が浮上している。米国防・安全保障専門メディアのThe War Zoneが、公開写真に写った「黒色のトマホーク」に注目し、従来型とは異なる外観だと報じた。

記事によると、問題のミサイルは米海軍の巡航ミサイルトマホークで、通常は灰色塗装が一般的だが、今回確認された機体は光沢のある濃い黒色だったという。同メディアは「これまで見られなかった外観だ」と指摘し、低観測性(ステルス性)を高める特殊コーティングが施された可能性に言及した。

また、米海軍が運用する対艦巡航ミサイルAGM-158C LRASMと色調が似ているとし、「最新型への改修が進んでいる可能性もある」と分析している。一方で、「現時点で公式な確認はなく、断定はできない」とも強調している。

トマホークは最新型のTomahawk Block Vで能力向上が図られているが、形状自体を大きく変更した“本格的ステルス型”の存在は公表されていない。専門家の間では「塗装変更は赤外線低減や耐久性向上が目的の可能性もある」との慎重な見方も出ている。

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