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NTTドコモは、2021年3月期の配当を前期比で「横ばい」とする予想を、2020年4月28日の15時に発表した。これにより、NTTドコモの「連続増配期間」は”6期”でストップする見通しとなったが、配当利回り(予想)は3.64%を維持した。
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NTTドコモが発表した2020年3月期の決算短信によると、2021年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「60円」、期末配当(3月)が「60円」、合計の年間配当額は「1株あたり120円」となっている。
NTTドコモの2020年3月期の配当は「1株あたり120円」だったので、前期と同額の「横ばい」予想ということになる。そのため、NTTドコモの配当利回り(予想)は3.64%を維持することとなった。
【※NTTドコモ、2021年3月期も「増配」で、7期連続増配に!(2020年8月3日公開)】
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なお、NTTドコモは配当予想を前期比で「横ばい」の「1株あたり120円」と明示しているものの、業績予想については、新型コロナウイルスの影響により「合理的な算定が困難であることから現段階では非開示」としている。今後の開示情報に注意しておくとともに、ほかの通信事業者の決算発表や業績予想、配当予想にも注目しておきたい。
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(予想)
NTTドコモは2015年3月期から連続増配を継続していたが、2021年3月期の配当が予想通りに「横ばい」となると、連続増配期間は”6期”でストップすることになる。
【※NTTドコモ、2021年3月期も「増配」で、7期連続増配に!(2020年8月3日公開)】
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一方で、「減配」ではなく「横ばい」の配当予想のため、上場来となる22期連続の”非減配”は継続する見通しとなっている。このまま「減配」することなく、来期以降に「増配」されるようなら「増配傾向」は維持されることになるだろう。
また、連続増配はストップしてしまうが、NTTドコモの配当額の伸び具合には注目しておきたい。増配傾向が始まる直前の2001年3月期から2020年3月期までの19年間で、NTTドコモの年間配当額は「1株あたり2円」から「1株あたり120円」まで、なんと60倍に増加している。
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NTTドコモの2020年4月28日時点の株価(終値)は3295円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※NTTドコモの配当利回り】
株価:3295円
年間配当額:中間60円+期末60円=120円
配当利回り=120円÷3295円×100=3.64%
NTTドコモの配当利回りは3.64%。
NTTドコモは、国内最大手のモバイル通信事業者で、日本電信電話(NTT)の子会社。動画や音楽などの配信、金融・決済、ショッピングといったサービスも手掛けている。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、新型コロナウイルスの影響により「合理的な算定が困難であることから現段階では非開示」としている。
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