今年の上位の顔ぶれは?
今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「中国・四国で年収が低い会社ランキング」を作成した。
対象は、中国・四国地方(岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県)に本社を置く上場企業が対象(本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ)。
単体の従業員数が20人未満の企業は除外している。対象期間は2019年6月期~20年5月期。
早速、ランキングを確認していこう。
平均年収400万円未満の企業は9社
今回のランキングで、平均年収が400万円未満の企業は9社となった。
年収の低さで1位となったのは、秋川牧園で331.4万円だった。同社は山口県山口市に本社をもち、無農薬・無投薬の食肉、鶏卵、牛乳などの生産卸売事業や直販事業を行っている。
年収の低さもさることながら、平均年齢は44.7歳と高い。
ちなみに、秋山牧園は2018年度においても年収の低さで1位(336.1万円)だった。
2位は豆腐および関連製品の製造販売のやまみで、349.3万円だった。同社の2018年度のランキングも今回と同様に2位(355.1万円)だった。
3位はフェライトを主力とする電子部品メーカーのトミタ電機で、359.5万円。また、同社の平均年齢は48歳と、上位50社で最も高い。
国内外における競争が厳しくなる中、トミタ電機は2019年1月期、2020年1月期と2年連続で最終赤字に転落。今年度も新型コロナウイルス感染拡大の影響で自動車関連のサプライチェーンの一部停滞や工場の稼働停止などで需要が低迷。さらに企業の設備投資の先送りによる産業機器などの伸び悩みもあり、通期の最終利益は200万円の見込みと厳しい状況が続く。
4位は野菜苗の生産販売などを行うベルグアースで367.7万円。同社も足元の業績は2期連続で最終赤字と、厳しい状況にある。
5位は鮮魚と飼料の販売および養殖用稚魚の生産販売を行うヨンキュウで、376.8万円。6位はブックオフなどのリユース事業とモスバーガーなどの飲食事業のフランチャイズチェーンなどを行うありがとうサービスで378万円。7位は求人情報や生活関連情報サービスなどを行うKG情報で379.5万円。
以下、8位は中古トラックの買い取り販売や運送事業などを行うTRUCK-ONEで388.3万円。9位は水回りの緊急修理サービスを展開するアクアラインで389.8万円。10位は不動産賃貸・仲介などのREVOLUTIONで405.7万円という順になった。
(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)

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