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京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、「Since 1989 NOMART ーアーテ
ィスト×工房展ー vol.2 : NEO NOMART」を、店内5Fエキシビションスペースにて、7月18日(金)~8月
11日(月)の期間に開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/47885-1157070614.html
概要
1989年に大阪で「版画工房ノマルエディション」を開設したNOMART(ノマル)は、その後デザイン編
集スタジオ、現代美術画廊「ギャラリーノマル」、 前衛音楽のレーベルを立ち上げるなど、現代を生き
るアーティストたちと共に創造する、アートのプラットフォームとして拡張を続けています。
本展では、「SENSES COMPLEX – 五感を超えて、感覚が交差・拡散する地点」をテーマに掲げ、NOMA
RTとともに創作活動を行ってきたアーティストたちの作品を、エディション、ユニークピース合わせて
展示します。2022年、銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMで開催した同展から3年。その後新たに創出した作
品や新しい作家の作品を含めたNOMARTの今をご紹介します。
【展示アーティスト】
飯川雄大 / 伊庭靖子 / 上田佳奈 / 栗田咲子 / 小谷くるみ / 名和晃平 / 東影智裕 / 張騰遠 / .es(ドットエ
ス)
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上田佳奈《#illusion #幻影 #clueless》scree print on mirror,mounted on wooden panel/h.99,ww.80,d:3.8cm/2024/un
ique
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栗田咲子《伽耶》inkjet print on paper/h:21,w:29.7cm(sheet)/2025/ed.30
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伊庭靖子《grain#2019-6》silkscreen on BFK Rives/h:76.5, W:57cm(sheet)/2019/ed.20「grain #2019-6」silkscreen on BFK Rives/h:76.5,w:57cm(sheet)/ 2019/ed:20
販売について
作品は7月18 日(金)11:00より店頭にて販売開始します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのECプラットフォーム「OIL」では、一部の作品を7月23日(水)12:00~8月11日(月)20:0
0の期間販売します。
アーティスト・プロフィール
飯川雄大|いいかわ たけひろ
1981年兵庫県生まれ。神戸を拠点に活動。鑑賞者の能動的な関与によって空間や物の在り方が変容し、新たな関係性が立ち上がる作品を制作している。2007年より展開する〈デコレータークラブ〉シリーズは、公共空間や制度への介入、記憶、感覚、身体性といった要素を内包し、観客の参加や想像力によって“完成”されていく構造を持つ。観客の行為と、遠く離れた場所で同時に起きる事象とがつながる《0人もしくは1人以上の観客に向けて》、誰かの忘れ物のように日常空間に潜む《ベリーヘビーバッグ》、写真に収めようとしても全貌をとらえきれない大きな猫の立体作品《ピンクの猫の小林さん》など、予測できない出来事や体験を取り込みながら、鑑賞者の思考と行動に働きかける表現を追求している。2026年春には、水戸芸術館現代美術ギャラリーで個展「大事なことは何かを見つけたとき」の開催が予定されている。
伊庭靖子|いば やすこ
素材感のあるクッションや瑞々しい果物、あでやかな陶器など、日常にある素材をモチーフに、写真を描
くという方法で油画を制作しています。被写体自体を問題とするのではなく、写っているイメージのみを
純粋に描き出し、世界の忠実な再現とも、物語的な連想とも関係のない、光と色彩に満ちた世界の再現を
試みています。2019年に開催された東京都美術館での個展の評価も高く、さらなる活躍が期待される作家。
上田佳奈|うえだ かな
「私はこの世界のあり方を版を用いて考察することを試みている。
同じレシピでも作り手によって味が変わったり、同じ言葉を聞いてもそれぞれ受け止め方が違ったりす
る。
ふと気づけば、版とその写しの関係性は日常の中の様々な事象に潜んでいる。
発信側と受信側の特質や傾向、また偶然の作用によってもたらされるズレを抽出することで、この世界の
不確かさを検証したいと考えている。版画を中心に、写真や映像作品などを制作している。」 上田佳奈
栗田咲子|くりた さきこ
栗田は1990年代に京都市立芸術大学で学び、同年代半ば頃より現在に至るまで関西を中心に絵画作品の
発表を続けています。初期には身近な人物をモチーフに多くの作品を制作、2000年代前後からは日常的
な光景の中に動植物をコラージュする作風へと変遷してきました。また近年はこれまでのコラージュの要
素を抑え、色彩の豊かさと大胆な画面構成によるストレートな風景画にも取り組んでいます。栗田の描く
絵の多くは、素朴な日常の風景の中に時空を超越した動植物ほか様々なモチーフを画面上に配置し、大胆
な省略とダイナミックな構図、そして豊かな色彩で構成されています。
小谷くるみ|こたに くるみ
小谷はこれまで一貫して存在の痕跡と気配をテーマに絵画作品を発表しています。
いたが今は目に見えないものや、時間によって変化してゆく物質の姿を画面に留めた作品は、見る人に
様々なイメージを想起させます。2018年から取り組んでいる「時間・痕跡〈錆〉」シリーズでは、支持
体に染み付いた錆というマテリアルを時間や変容、事物の痕跡の象徴として使用しています。本作では黒
錆への転換を用いることで、自然と人工を対比させ、それらのせめぎ合いをあぶり出すことを試みていま
す。いっぽう[21g]シリーズは、結露した窓ガラス越しに見える風景と、結露面を指でなぞった落書きの
ようなストロークを写実的に表現した絵画作品。見えない何ものかの気配を感じさせるミステリアスな世
界観が鑑賞者を魅了します。
名和晃平|なわ こうへい
身体の感覚と視覚から得られる情報の境界を認識の変換点とし彫刻化する試みを、one texture one mat
erialで表現。新たな造形概念を探求しつづけます。PixCell(Pixel [画像]+Cell [細胞・器])と命名した概
念に基づいて制作された作品群は、世界的に高い評価を得ています。近年、日本代表として各国での美術
展に多数参加し、ジャンルの垣根を越えた様々なコラボレーションワークも積極的に展開しています。
東影智裕|ひがしかげ ともひろ
「1978年生まれの東影智裕は、動物の頭部を精巧に作成し、丹念に毛並みを入れて柔らかな質感を生み
出している。穏やかな表情を浮かべる動物たちの深い瞳に魅せられる一方で、回り込んで見れば生々しく
傷ついた剥き出しの皮膚が見えるなど、喜びと悲しみ、生と死、光と闇など、やはり対概念が背中合わせ
に共存しており、一方から他方へ、またその逆へと行き来を繰り返しながら、周囲をじわじわと侵食し、
侵入してゆく。」
ーー加須屋明子 (京都市立芸術大学美術学部教授)「共生/寄生-Forest」(2015) より抜粋
張騰遠|チャン テンユァン
チャンは1983年台湾の高雄で生まれ、 現在は台北で創作活動を行っています。2012年以来、チャンは
終末の考古学をコンセプトとして、この世の終わりの物語を生み出してきました。
するために、絵画、アニメーション、空間インスタレーション、ミクストメディアなどを彼の思考を届け
る手段として使っています。 作品の中で、チャンは東洋と西洋の絵画の要素を組み合わせ、それらを記
号化した新しい視覚的イメージを再構築し創作しています。そのほか、アート制作の支援と技術的バック
アップを提供し、クロスオーバーコラボレーションに取り組む「Compound Eye ArtStudio」も、自ら設
立しています。
.es|ドットエス
2009年ギャラリーノマルをホームに結成。橋本孝之&saraのDUOユニットで現代美術ディレクター林聡がプロデュース。領域を縦横無尽に横断する音楽家として独自の存在感を放ってきました。アートシーンでは2011年「させぼアートプロジェクト」、2013年 静岡市美術館、2016年 大分県立美術館、2017年 /2018年「龍野アートプロジェクト」、2023年 水戸芸術館にて招聘公演。即興、ノイズ、電子音楽、ジャズ、現代音楽など国内外の音楽家達とのコラボレーションによって生まれるボーダレスな世界― “音”と“音楽”の間(ま)で交錯する感覚を表現。2021年5月橋本孝之永眠、2024年林聡永眠後もsaraは「.es」として活動を継続。2022年秋、音響の鬼才・宇都宮泰との出会いを機に宇都宮の革新的なシステムとタッグを組んだ「Utsunomia MIX」プロジェクトを始動。さらに表現領域を交差させた水路を拓いています。
展覧会詳細
Since1989 NOMART (ノマル)
ー アーティスト × 工房展 ー
vol.2 : NEO NOMART
会期|2025年7 月18日(金)~2025年8月11日(月)
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18:00まで
オープニングレセプション 7月18日18:00~19:30
会場|京都 蔦屋書店5Fエキシビションスペース
主催|京都 蔦屋書店
協力|NOMART
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/47885-1157070614.html
京都 蔦屋書店
京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。
住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00~20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
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TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、髙島屋、東神開発が設⽴したアート販売における相互チャネルの活⽤、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を⾏う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや⽂化の発信・提案」に関わる合弁事業を⾏うことで、シナジーの最⼤化を⽬ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅⼒的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。
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CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
本件に関するお問合わせ先
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
CCCアートラボ事業部 広報担当:武藤
メールアドレス:cccal.dm@ccc.co.jp
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