シュローダーのアクティブ・オーナーシップの展望

エンゲージメントの背景


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社会や環境に対する影響力が、社会、経済、産業、そして金融市場を大きく変えており、投資のリターンにますます影響を与えるようになっています1。アクティブ運用の資産運用会社として、投資のリスクと機会を慎重に見極める能力は、お客様に持続可能なリターンを提供するのに役立つと確信しています。
投資先企業の経営陣との建設的かつ献身的なエンゲージメントを通じて、よりサステナブルで成功するビジネスモデルへの移行を支援・促進することを目指しています。

弊社におけるエンゲージメントは、企業の長期的なサステナビリティに関する様々なトピックに及んでいます。このブループリントは、サステナビリティをテーマとしたエンゲージメントに対する弊社のアプローチを説明するもので、資本配分や成長戦略など、その他の重要な要素に関する継続的なエンゲージメントを補完するものです。また、エンゲージメントの有効性を継続的にモニタリングしており、2024年には気候変動に関する企業とのエンゲージメントと投資家のリターンとの関連性を分析した調査結果を発表しました2。

アクティブ運用の資産運用会社として、投資のリスクと機会を慎重に見極める能力は、お客様に持続可能なリターンを提供するのに役立つと確信しています。

私たちは2022年に最初の「エンゲージメント・ブループリント」を発表し、本資料はそれをベースとし上場資産に焦点を当てています。本資料には、アクティブ・オーナーシップへのアプローチ、重要なトピックの特定方法、エンゲージメントを行うテーマ、望ましい長期的成果と望ましい短/中期的アクションの例が記載されています。この設計図は将来を見据えたものであり、必要と考える変化を促すことでお客様のために投資リターンを生み出すという弊社の目標を反映したものです。
これは、企業が全面的に満たすべき期待値のリストではなく、弊社が推進したい目標を示したものであり、すべてを満たす企業はほとんどないことを認識しています。弊社は、マテリアリティ(重要性)の評価に基づき、企業が直面する具体的な課題や機会に焦点を当てたエンゲージメントを目指します。ガバナンスの強さ、企業文化、取締役会の質、経営陣は、投資戦略を成功させる上で重要な考慮事項です。

弊社は、企業、お客様、その他の主要なステークホルダーに対し、アクティブ・オーナーシップの優先順位について透明性を確保することが重要であると考えています。
本資料は、弊社のアクティブ・オーナーシップの目的についてお客様に理解を深めていただくとともに、投資先企業に対しては、弊社のエンゲージメントの優先順位を明確にすることを目的としています。また、弊社がこれまで関わってきた政策立案者に対しては、サステナビリティ課題に取り組む私たちのアプローチを要約するものでもあります。
本資料では、上場している投資先企業とのエンゲージメントに焦点を当てていますが、アクティブ・オーナーシップへの包括的なアプローチを実施するために、他のアセットクラスについてもエンゲージメントを実施しています。シュローダー・キャピタル(プライベートアセット)のエンゲージメント・ブループリントは2024年1月に発行されました。

シュローダーは、ロンドンに本社を置き、世界38の拠点で事業を展開するグローバルな資産運用会社です。2024年12月31日現在、リターンの提供について弊社をご信頼いただいているお客様の7,787億ポンドに上る資産運用を担っています3。弊社は、アクティブ運用を通じて、お客様に優れた投資リターンとソリューションを提供することに努めています。弊社は、大手資産運用会社として、すべての弊社ステークホルダーの未来を形作る上で重要な役割を担っていると認識しています。

本レポートは以下のリンク先をご参照ください。
https://mybrand.schroders.com/m/4a28f77ad8e3c3dd/original/202507_Engagement-Blueprint-for-Listed-Asset2025_JPN.pdf


関連リンク
エンゲージメント・ブループリント
https://mybrand.schroders.com/m/4a28f77ad8e3c3dd/original/202507_Engagement-Blueprint-for-Listed-Asset2025_JPN.pdf
シュローダーの視点
https://www.schroders.com/ja-jp/jp/asset-management/insights/
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