全国6都市(神奈川県・高知県・秋田県・新潟県・奈良県・大分県)で開催

厚生労働省では、ひきこもり状態にある方やそのご家族が孤立することのないよう、地域社会においてひきこもりに関する理解を深め、相談しやすい環境づくりを進めています。本年度は、8月23日(土)~11月8日(土)にかけて全国6都市で「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」を開催します。


キックオフとなる8月23日(土)開催の神奈川県会場には、本年度よりひきこもりVOICE STATIONクリエイティブプロデューサーに就任いただいた、演出家の宮本亞門さんも参加します。ひきこもり経験者でもある宮本亞門さんがファシリテーターをつとめ、ひきこもり経験者や家族とともに自身の人生経験を朗読劇にする「人生ドラマグラフワークショップ」を開催し、完成した朗読劇をイベント内で発表します。


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【開催概要】
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■開催時間
13時~16時 
※神奈川県会場のみ13時~16時45分

■プログラム
第1部
ひきこもりに関する理解の促進や支援体制の整備などに取り組まれている経験者、家族、支援者などを迎えたパネルディスカッションを実施。

第2部
具体的な事例をもとに、パネラーを交えたワークショップを実施。
地域における活動として、地域に住む関心層や学生などが自分の立場で関わることができることを議論し、誰もが生きやすい地域にしていくために、各人が一歩を踏み出す状態を目指します。

※神奈川県会場のみ特別プログラム開催

■イベント形式
第1部:会場参加またはオンライン視聴
第2部:会場参加のみ

■対象者
興味関心のある方、どなたでもご参加いただけます。

■入場料
無料

■申し込み方法
参加を希望される方は下記特設サイトからお申し込みください。
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/event/

【ひきこもりVOICE STATIONとは】
ひきこもり状態にある方は、地域や社会との関係性が希薄である状況で、対人関係や自己表現等に対する難しさから、将来への不安や自己喪失感、自己否定感を抱いている場合が少なくありません。そのため、支援に対しては本人の複雑な状況や心情等に寄り添うとともに、社会において存在するひきこもりへの誤解や偏見、思い込みを正しい方向に導いていく普及啓発を進めていくことが大切です。

本事業は、ひきこもりに対する適切な理解の輪を広げ、当事者が支援や相談に行きやすい地域社会を実現することを目的としています。

ひきこもりは甘えによるものではなく、誰でもなりうるものであること、年齢や性別に関係なく起こりうるものであることを知ってもらうため、当事者の声を集め、一過性のものではなく、しっかりと継続していく姿勢を示す事業として、「ひきこもりVOICE STATION」というプラットフォームを作りました。

当事者、家族、誰もが生きやすい地域づくりを目指して、これからも情報発信を続けていきます。



主催:厚生労働省/後援:文部科学省
運営:ひきこもりVOICE STATION事務局
  TEL:03-6205-4644(平日 10:00~18:00)
ひきこもりVOICE STATION 公式HP:https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp


本件に関するお問合わせ先
社会・援護局 地域福祉課

関連リンク
ひきこもりVOICE STATION
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp
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