プレスリリース
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2025年7月22日
日鉄ソリューションズ株式会社
クリタグループのグローバル統合データ基盤を「BX基盤」へと進化
～デジタル起点でのビジネス創出を支えるデジタライゼーションを実施～
日鉄ソリューションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：玉置 和彦、以下 「NSSOL」）は、栗田工業株式会社（本社：東京都中野区、代表執行役社長：江尻裕彦、以下「栗田工業」）およびFracta Leap株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：北林康弘、以下「Fracta Leap」）と共同で、クリタグループが運用する現場接点からのさまざまなデータを蓄積するグローバル共通のデータ統合基盤を、デジタルを起点とした新たなビジネス創出につなげる「BX（Business Transformation）基盤」へ進化させるため、収集・蓄積したデータを関連付け、意味を持たせた形で利活用可能な状態とする「デジタライゼーション」を支援しました。
クリタグループは、「"水"を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」という企業理念のもと、水処理に係る技術・製品・サービスを駆使したソリューションの開発・提供を通じ、お客様や社会の水や環境に係る課題の解決に貢献しています。
この一環で、栗田工業とFracta Leapは、クリタグループの現場接点において収集する水処理薬品や装置に係るさまざまなデータを、一元的に蓄積し横断的に利活用することを可能とする、グローバル共通のデータ統合基盤を構築し、2024年1月に運用を開始しました。しかしながら、これらのデータを高度な形で利活用しお客様向けの新たなサービス開発を効率化・高度化するためには、データ間の関連付けや意味づけなどが必要であることが課題となっていました。
この課題を解決するため、NSSOLの有する知見や実績と、様々な技術分野における支援をワンストップで提供できる総合力が評価され、クリタグループが収集・蓄積するデータのデジタライゼーションを推進するための伴走パートナーとして選定されました。
NSSOLは日本製鉄グループのIT企業として、これまで多数の製造業の基幹系システム（IT領域）や操業系システム（OT領域）の構築に携わってきました。製造業においては部門の壁の問題などから、特にOTデータの利活用が進まないことが課題となっていますが、NSSOLではこれまでの経験を通して得た「取り込んだOTデータをITデータへ構造変換し、それらのデータから意味のあるインサイトを引き出す」ノウハウを用いて、エンド・ツー・エンドの一貫したIT-OTデータ利活用基盤の実現と、お客様への導入を行ってきました。
今回実施したのは、データの単純な可視化・デジタル化（＝デジタイゼーション）に留まらず、収集・蓄積したデータの関連付けをとり、意味を持たせた形で利活用可能な状態とすること（＝デジタライゼーション）です。このデジタライゼーションを通じて、さまざまな水処理現場の設備から収集される多種多様なOTデータを、そのメタデータとなる設備マスタによって体系化し蓄積できるようにすることで、従来の統合データ基盤を「BX基盤」として進化させることに成功しました。
また、このBX基盤化を進める過程において、デジタライゼーション後のデータ活用の実ケースとして、製紙工程における水質データや操業における知見などを活用した予兆診断サービス「Kuri-smart®」の実現に貢献しています。Kuri-smartは、操業に影響を与える因子の分析による不具合要因の特定や、予測モデルによって製造品質の低下や操業トラブルを事前に予測することを可能とする、OTデータを起点とした顧客サービス創出の先行案件として、2024年9月に提供を開始しています。
NSSOLは、クリタグループのデジタルを活用した事業の変革における伴走パートナーとして、BX基盤のさらなる活用による、既存のビジネスにデジタルの要素を付加するだけでなく、デジタルを起点にした新たなビジネスの創出を、引き続き支援してまいります。
以上
・NSSOL、NS Solutions、NS（ロゴ）は日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
産業ソリューション事業本部 コネクテッド・インダストリー事業推進センター（CIC）
E-mail：ind-cic-mkt@jp.nssol.nipponsteel.com
【報道関係お問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
管理本部 総務部 広報グループ
E-mail：press@jp.nssol.nipponsteel.com
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2025年7月22日
日鉄ソリューションズ株式会社
クリタグループのグローバル統合データ基盤を「BX基盤」へと進化
～デジタル起点でのビジネス創出を支えるデジタライゼーションを実施～
日鉄ソリューションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：玉置 和彦、以下 「NSSOL」）は、栗田工業株式会社（本社：東京都中野区、代表執行役社長：江尻裕彦、以下「栗田工業」）およびFracta Leap株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：北林康弘、以下「Fracta Leap」）と共同で、クリタグループが運用する現場接点からのさまざまなデータを蓄積するグローバル共通のデータ統合基盤を、デジタルを起点とした新たなビジネス創出につなげる「BX（Business Transformation）基盤」へ進化させるため、収集・蓄積したデータを関連付け、意味を持たせた形で利活用可能な状態とする「デジタライゼーション」を支援しました。
クリタグループは、「"水"を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」という企業理念のもと、水処理に係る技術・製品・サービスを駆使したソリューションの開発・提供を通じ、お客様や社会の水や環境に係る課題の解決に貢献しています。
また、2023年4月から5カ年の中期経営計画において、デジタル技術を活用して水処理に係る技術やソリューションを高度化し、その展開を加速することを成長戦略の一つに掲げています。
この一環で、栗田工業とFracta Leapは、クリタグループの現場接点において収集する水処理薬品や装置に係るさまざまなデータを、一元的に蓄積し横断的に利活用することを可能とする、グローバル共通のデータ統合基盤を構築し、2024年1月に運用を開始しました。しかしながら、これらのデータを高度な形で利活用しお客様向けの新たなサービス開発を効率化・高度化するためには、データ間の関連付けや意味づけなどが必要であることが課題となっていました。
この課題を解決するため、NSSOLの有する知見や実績と、様々な技術分野における支援をワンストップで提供できる総合力が評価され、クリタグループが収集・蓄積するデータのデジタライゼーションを推進するための伴走パートナーとして選定されました。
NSSOLは日本製鉄グループのIT企業として、これまで多数の製造業の基幹系システム（IT領域）や操業系システム（OT領域）の構築に携わってきました。製造業においては部門の壁の問題などから、特にOTデータの利活用が進まないことが課題となっていますが、NSSOLではこれまでの経験を通して得た「取り込んだOTデータをITデータへ構造変換し、それらのデータから意味のあるインサイトを引き出す」ノウハウを用いて、エンド・ツー・エンドの一貫したIT-OTデータ利活用基盤の実現と、お客様への導入を行ってきました。
今回実施したのは、データの単純な可視化・デジタル化（＝デジタイゼーション）に留まらず、収集・蓄積したデータの関連付けをとり、意味を持たせた形で利活用可能な状態とすること（＝デジタライゼーション）です。このデジタライゼーションを通じて、さまざまな水処理現場の設備から収集される多種多様なOTデータを、そのメタデータとなる設備マスタによって体系化し蓄積できるようにすることで、従来の統合データ基盤を「BX基盤」として進化させることに成功しました。
また、このBX基盤化を進める過程において、デジタライゼーション後のデータ活用の実ケースとして、製紙工程における水質データや操業における知見などを活用した予兆診断サービス「Kuri-smart®」の実現に貢献しています。Kuri-smartは、操業に影響を与える因子の分析による不具合要因の特定や、予測モデルによって製造品質の低下や操業トラブルを事前に予測することを可能とする、OTデータを起点とした顧客サービス創出の先行案件として、2024年9月に提供を開始しています。
NSSOLは、クリタグループのデジタルを活用した事業の変革における伴走パートナーとして、BX基盤のさらなる活用による、既存のビジネスにデジタルの要素を付加するだけでなく、デジタルを起点にした新たなビジネスの創出を、引き続き支援してまいります。
以上
・NSSOL、NS Solutions、NS（ロゴ）は日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
産業ソリューション事業本部 コネクテッド・インダストリー事業推進センター（CIC）
E-mail：ind-cic-mkt@jp.nssol.nipponsteel.com
【報道関係お問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
管理本部 総務部 広報グループ
E-mail：press@jp.nssol.nipponsteel.com
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